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コーレル株式会社は、Blu-ray Disc作成や、FLV出力にも対応したビデオ編集ソフト「Ulead VideoStudio 12 Plus」を9月12日に発売する。価格は下表の通り。対応OSはWindows XP/Vista。
AVCHD/HDV/DVカメラで撮影した映像のキャプチャと編集、出力が行なえるソフトの最新バージョン。バージョン12からの主な新機能として、Blu-ray Disc作成や、MPEG-4 AVC/H.264出力サイズのカスタマイズ、FLVファイルの出力が可能となった。 編集したハイビジョン映像をBlu-rayディスク用にオーサリング/書込み可能。11種類のBDメニューテンプレートが利用できる。ただし、書込み時のフォーマットはMPEG-2のみ。H.264での書き込みには同社の「DVD MovieWriter 7」が対応している。なお、旧バージョンの「11 Plus」でもBDオーサリングに対応していたが、バージョン12では省かれており、改めて12 Plusで搭載された。 動画投稿サイトなどへのアップロード向け機能として、従来のWMVやH.264以外にFLVでの出力にも新たに対応。解像度やビットレートもカスタマイズ可能となっている。 さらに、ハイビジョン映像をH.264形式で出力する際に、ビットレートを2,237kbps~18Mbpsの範囲で指定できるようになった。解像度は1,440×1,080ドットまたは1,920×1,080ドットから、音声はドルビーデジタル2chまたは5.1chから選択できる。 そのほかの機能強化として、ビデオフィルタの数が従来の50種類から122種類に、DVDメニューテンプレートが150種類から190種類に、自動編集機能「おまかせモード」のテンプレートが37種類から41種類に、フラッシュオブジェクトが59種類から69種類に増えている。 従来バージョンと同様に、7ステップでキャプチャからDVD/BDディスク作成まで行なえる「標準モード」と、カメラをつないでテンプレートを選ぶと自動で編集される「おまかせモード」、撮影したDVテープから好きなシーンを選んでDVDを作成する「クイックDVDウィザード」の3モードを用意。 バージョン12で採用された「ペインティングクリエーター」も引き続き搭載し、動画/静止画に手描きのイラストや文字を加えることが可能。また、複数の字幕を時間差でアニメーション表示することもできる。 映像の入力対応フォーマットはAVI、MPEG-1/2/4、M2T、M2TS、BDMV、QuickTime、WMV、DVR-MS、MOD、TOD、3GPP、3GPP2。出力フォーマットはAVI、MPEG-1/2/4、H.264、RealMedia、WMV、BDMV、FLV、3GPP、3GPP2。 動作環境は、SD映像編集時ではCPUがIntel Pentium 4またはAMD Athlon XP以上、メモリが512MB以上。ハイビジョン編集時の推奨環境は、CPUがPentium 4 3.0 GHzまたはAthlon XP 3000+以上、メモリ1GB以上、PCI Express x16のディスプレイアダプタ。
□コーレルのホームページ
( 2008年8月7日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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