シャープ、新デザインの20/16型液晶「AQUOS」Eシリーズ －「ファミリンク」対応HDMI 2系統。デジタルチューナ内蔵

9月10日発売 標準価格：オープンプライス

　パネル解像度はいずれも1,366×768ドットのASV液晶で、輝度は450cd/m²、コントラスト比は1,200：1(リビングコントラスト550：1)、視野角は上下/左右176度。チューナは地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログを内蔵する。

　480i/480p/1080i/720p対応のHDMI入力を2系統搭載し、HDMI-CECの「AQUOSファミリンク」にも対応。対応レコーダやオーディオシステムと、電源や入力切替などで連携が行なえる。

　本体デザインは従来シリーズ同様に喜多俊之氏が手がけており、スタンド部分を長めに設計したハイネックデザインを新たに採用。ダイニングテーブルやサイドボードなどに設置した際に、テレビ周辺に調味料の瓶やフォトスタンドなどを置いても、視聴の妨げにならないとしている。

　2台目のテレビとしての使用を想定し、リモコン番号を2台分設定することが可能。リビング/ダイニングなど仕切りのない部屋でAQUOSを2台設置する場合でも、1つのリモコンで別々の操作ができる。

20V型「LC-20E5」	16V型「LC-16E5」のブラック系とベージュ系

　HDMI以外の端子は、映像入力がD4×1、S映像×1、コンポジット入力×2で、アナログRGB(D-Sub 15ピン)も搭載。PC用の音声入力や、光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力も備えている。そのほか、Ethernetやモジュラージャック、RS-232Cのコントロール端子も搭載する。スピーカー部も両機種共通で、3×7.5cmのユニットを2基搭載。アンプ出力は2.1W×2ch。

　省エネ機能として、無信号/無操作による電源オフ機能や、部屋の明るさに応じてバックライト輝度を最適化する「明るさセンサー」機能のほか、映像を表示せずに音声だけ出力する映像オフ機能なども搭載。また、アナログRGB入力では、パソコンからの信号の有無を検出して自動で省エネモードになる機能も備える。

　消費電力と年間消費電力量は、20V型が62W、61kWh/年。16V型が52W、48kWh/年。バックライトの寿命は約6万時間。廃棄やリサイクルがしやすいように、小さく畳めるダンボール箱を採用している。

　外形寸法は、20V型のディスプレイ部が505×83×359mm(幅×奥行き×高さ)で、スタンド装着時は505×218×440mm(同)。16V型のディスプレイ部は394×74×293mm(同)、スタンド装着時394×218×375mm(同)。スタンドを含む重量は、20V型が約5.9kg、16V型が約4.3kg。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/080807-a.html
□関連記事 【2007年2月20日】シャープ、HDMI 2系統搭載の16V型液晶AQUOS
－実売10万円前後。デジタルチューナ搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070220/sharp5.htm

( 2008年8月7日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.