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NTTドコモは、自宅のパソコンに保存してある動画や音楽、画像、文書ファイルなどを外出先から携帯電話などで視聴/閲覧できるサービス「ポケットU」の機能を強化。家庭のLAN内にあるHDDレコーダやNASに保存された動画ファイルを3gp形式に変換し、携帯電話で視聴できるようにする「ネット家電プラグイン」を公開した。バージョンは1.0.8。対応OSはWindows XP/Vista。 「ポケットU」は、自宅のパソコンに専用ソフトの「ポケットUソフト」をインストールすると、外出先の携帯電話/ノートパソコンなどから、ドコモのFOMA回線を介して、自宅パソコンのコンテンツを携帯電話などのブラウザやiモーション、PDFビューワから視聴可能にする月額525円の有料サービス。 プラグインは「ポケットUソフト」に機能を追加するもので、新たにネット家電やNAS内の動画/静止画コンテンツが、外出先からも視聴できるようになる。8月22日現在で対応しているデジタルレコーダは、東芝の「RD-W300」、「RD-X6」、「RD-X7」の3機種。ほかにも、ソニーのXビデオステーション(VGX-XV80S)や、テレビサイドPC「VAIO-TP1DT」も含まれる。 これらの機種はDLNAに対応しており、アナログ録画した番組をLAN内の端末に配信できる。「ポケットUソフト」はこの機能を利用して、レコーダ内の動画を取得。携帯電話用に変換し、PCから携帯電話へと動画を送信する。そのため、携帯電話で視聴する際は自宅のPCが起動している必要がある。逆にデジタルレコーダは動画変換時のみ利用することになる。 なお、これらの機種にはDTCP-IPに対応し、デジタル放送もLAN内配信できる機種が含まれているが、「ポケットUソフト」で変換/配信できるのはDRMがかかっていないアナログ放送のみ。NASに保存された録画番組についても、同様にアナログ放送のみ変換/配信できる。 対応拡張子はmpe/mpeg/m2pで、TS形式のMPEG-2であるm2tには非対応。データ形式はMPEG-2のみサポート。変換後はMobile MP4フォーマットで3gp拡張子のファイルとなる。なお、レコーダやNASに保存されたJPEG静止画も、配信用のJPEGに変換 できる。
NASを含む、対応機器の一覧は同社のページに掲載されている。今後も順次、対応機器は追加されるという。
□NTTドコモのホームページ
(2008年8月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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