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社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は28日、2008年7月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。民生機器の出荷金額は前年同月比115.7%の2,616億円で、14カ月連続のプラスとなった。また、地上デジタルテレビ放送受信機の7月の出荷実績は125万2,000台。 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比119.4%の1,739億円で14カ月連続のプラス。音声関連機器は、同115.6%の172億円で、5カ月ぶりのプラスとなった。 7月のカラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比124.3%の85万5,000台。CRT、液晶、PDPの構成比は1.8%、87.1%、11.1%。 液晶は、10型以上の出荷台数が前年同月比131.3%の74万5,000台。37型以上は、同165.8%の22万7,000台。PDPの出荷台数は同128.1%の9万5,000台。うち、43型以下がPDP全体の約8割以上。 DVDビデオは前年同月比66.3%の32万7,000台で4カ月連続の前年割れ。うち録再機は同61.6%の16万4,000万台、再生機は同71.9%の16万3,000台で、いずれも減少傾向。 一方、Blu-ray Discを中心とした「次世代ディスクレコーダ/プレーヤー」は、前年比1,805.6%の13万9,000台と急速に増加。数量ベースで、DVDビデオと合わせた光ディスク市場全体の30%を超えた。 地上デジタル放送受信機の出荷実績は125万2,000台で、内訳はテレビが前年同月比132.6%の82万7,000台、単体チューナが同204.5%の1万4,000台、STBが同109.0%の9万9,000台、デジタルレコーダが同60.4%の14万7,000台、次世代光ディスクレコーダが13万8,000台、チューナ内蔵PCが同111.9%の2万6,000台。地上デジタルテレビのテレビ全体に占める割合は96.7%。 参考資料として発表されているワンセグ対応携帯電話の6月出荷台数は373万8,000台。ワンセグ内蔵PCの7月出荷台数は3,000台、車載用地上デジタルテレビ受信機器は14万7,000台。 ビデオカメラは前年同月比140.5%の11万6,000台で、7割以上を占めるハイビジョン対応機種が前年比2桁成長を維持。デジタルオーディオプレーヤーは同146.0%の53万6,000台で、そのうち85%の45万8,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。カーナビは43万3,000台、前年同月比110.5%。HDD他タイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は74.1%、25.9%。
□JEITAのホームページ ( 2008年8月29日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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