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日本テキサス・インスツルメンツ株式会社は8日、携帯端末やポータブル機器などでの利用を想定したオーディオサブシステム「TPA2050D4」を発表した。いずれも量産出荷中で、1,000個受注時の単価(参考価格)は2.30ドル。 出力1.4W×1ch(8Ω時)のクラスDオーディオアンプと出力コンデンサ不要なDirectPathステレオヘッドフォンアンプを1個の小型パッケージに集積させたオーディオサブシステム。2.61mm角のWCSPパッケージで供給中。携帯端末やポータブル機器の基板や部品コストの低減、製品の小型化が実現できるという。また高効率のステレオアンプを内蔵していることから、ポータブル機器の操作の際にバッテリー動作時間の延長に役立つとしている。 4chの入力があり、2組のステレオ・シングルエンド入力として使用することも可能。各入力チャンネルは32段階のボリューム制御の他、ヘッドフォンアンプ部分には4レベルのゲイン制御を備えており、ヘッドフォンとスピーカーで音量を個別に設定できる。また、ヘッドフォンアンプに電圧リミッタ機能を内蔵、過大音量を抑えることができる。
□日本TIのホームページ ( 2008年9月8日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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