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キヤノンは、Applied Nanotech HoldingsとのSED関連特許訴訟において、控訴裁判所がキヤノンの特許ライセンス契約を有効とする判決を下したことを明らかにした。 Applied Nanotech Holdings(旧社名Nano-Proprietary)とキヤノンの訴訟では、第一審判決で、キヤノンがNano-Proprietaryとのライセンスに違反し、契約が終了したと判断。キヤノンはこれを不服として、控訴していた。控訴審では一転してキヤノンの主張どおり、ライセンス契約が有効であることが認められ、控訴審についてのApplied Nanotechによる異議申し立ても却下された。 キヤノンでは、判決について「当社の主張を認めたもの」としているが、今後Applied Nanotechが、最高裁に上告する可能性もあるため、係争が終結したとは限らないという。SEDの事業化についても、「現時点では特に決定事項はない」としている。 □キヤノンのホームページ ( 2008年9月9日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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