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ソニーは、業務用ビデオカメラ「HDCAM」シリーズの新モデルとして、HDCAMとして初めて、撮像素子に「PowerHAD FX CCDブロック」を採用した「HDW-650」を9月17日に発売する。価格は493万5,000円。 「PowerHAD FX CCDブロック」は、2/3型、220万画素、1,920×1,080ドットのIT(インターライントランスファー)型CCDを使った3板式のCCDブロック。14bit ADコンバータで処理することで、暗部での豊かな階調表現と感度F11(59.94i時)を実現したという。最低被写体照度は0.26ルクス(F1.4レンズ使用時/+42dB)。 レンズマウントは2/3型のソニーバヨネットマウント。エクステンダーを介してレンズを装着した際に生じる感度落ち込みを防ぐため、DSP処理により映像の一部を拡大するデジタルエクステンダー機能も搭載予定で、2009年春のバージョンアップで対応するという。 ノイズサプレッサー回路を新たに搭載。通常54dBの映像SN比を、59dBまで向上できる。ダウンコンバート出力や、最大7秒記録可能なピクチャーキャッシュ機能、インターバルレック(間欠記録)機能、夜間撮影などで活用できるスローシャッター機能なども利用可能。 液晶モニタは3.5型ワイドで、ビューファインダ、タイムコード、音声レベルメータ切り替え式。デジタルワイヤレスマイクロホンシステムにも対応しており、別売のレシーバをスロットに装着することで、高音質な2ch同時受信ができるという。
消費電力は約35W。外形寸法は約124×332×269mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約4.2kg。
□ソニーのホームページ
(2008年9月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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