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ソニーは、フルHDの4倍を超える高解像度の「4K SXRD」液晶デバイスを搭載したデータプロジェクタ、「SRX-T110」と「SRX-T105」を11月に発売する。価格はオープンプライス。想定価格は、SRX-T110が1,270万円前後、SRX-T105が830万円前後の見込み。デジタルプラネタリウムやミュージアム、監視制御などでの利用を想定しているという。
液晶パネルは、同社独自開発の1.55型/4,096×2,160ドットの高解像度実現した「4K SXRD」デバイスをRGBごとに3枚搭載。コントラスト比は2,500:1。光源は別売キセノランプで、T110は2kW、T105は1kWランプを使用。輝度は、T110が11,000ルーメン、T105が5,500ルーメン。2灯のうち1灯のみを使用するモードや投影時のランプ出力を下げて使用するモードも利用できる。 最大4画面のマルチディスプレイに対応しており、分割した画面それぞれにHD解像度で表示できる。また、最適な輝度で映像を投影できるガンマ補正機能や、入力信号ソースに合わせて色再現範囲を変えるカラースペース機能も搭載している。 入力端子はINPUT A~Dまでの4スロットを用意し、INPUT AにはHDCP対応DVIボードが標準で装着されている。消費電力は、T110が約5.4kW、T105が約3kW。外形寸法と重量は共通で、約740×1,326×498mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約120kg(レンズ、ランプを除く)。別売オプションのレンズやランプ、入力ボードは下記の通り。
( 2008年9月17日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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