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ヤマハ株式会社は、シアターラックシステム「YRS-1000」を11月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後の見込み。46型までのテレビ、24畳までの部屋に対応。「インテリアとしての質感と、オーディオとしての機能性の両立」をコンセプトにした新ブランド「POLYPHONY」(ポリフォニー)の第1弾モデルと位置付けられている。 小型ユニットを多数搭載し、サウンドビームを放出。壁などに反射させることで、前方設置にも関わらず、バーチャルサラウンドシステムより明瞭なサラウンドが体験できるという同社のデジタル・サウンド・プロジェクタ「YSPシリーズ」を、ラックのトップボードに埋め込んだのが特徴。 YSPシリーズでは別途追加接続される事も多いサブウーファもボードの中に内蔵することで、豊かな低音再生が可能。A-YSTII方式を採用したサブウーファで、外からは見えないことから「インビジブル・サブウーファ」と名付けられている。
スピーカーを内蔵したトップボードを2本のアルミ支柱がそれを支えるデザインで、表面にはグランドピアノを思わせる光沢のある塗装を施している。天面には厚さ5mmの強化ガラスを使用した。 別売の、専用壁寄せ金具「YTS-V1000」(実売2~3万円程度)を使うことで、薄型テレビを金具に壁掛けのように設置。そのままシアターラックも壁寄せできるという。テレビの高さは10cmピッチで3段階に調整可能。VESAマウントアーム規格に対応している。
HDMI入力端子を備え、DTSやドルビーデジタル、AACなどのデコーダも内蔵。VIERA Link、レグザリンク、Woooリンク、AQUOSファミリンク、ブラビアリンク、REALINKに対応しており、テレビリモコンからの電源ON/OFFや入力切り替えなどの連携動作ができる。 自動音場補正機能も備えており、調整用マイクも付属。リモコンも同梱する。アンプの最大出力はYSP部が62W、サブウーファ用が50W。 HDMI入力は2系統用意。音声入力はアナログ×2、光デジタル×2、同軸デジタル×1。映像出力はHDMI、コンポジット(メニュー表示用)を各1系統備える。外形寸法は1,160×415×400mm(幅×奥行き×高さ)。重量は41kg。耐荷重は天板が50kg、棚板が15kg、底板が30kg。消費電力は36W。なお、ラックは組み立て式。
□ヤマハのホームページ
(2008年9月18日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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