◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
デジタルビデオカメラの販売台数、8~9月は前年超え
-BCN調査。メモリタイプが全体の約3割に拡大


デジタルビデオカメラの販売台数推移(前年比)

9月26日発表


 株式会社BCNは、デジタルビデオカメラの販売動向について直近の1年間の調査結果を発表した。なお、2008年9月の調査数値は1~21日までの速報値である。8月の販売台数は前年比110.2%、9月は102.4%(同)と前年を上回る勢いで推移している。一方、税別の平均単価は8万円前後でほぼ横ばいという結果となった。

 対応メディア別にみると、HDD搭載タイプは全体の6割近くのシェアを確保し、安定的に推移している。一方昨年秋以降大幅な伸びを見せているのはメモリタイプ。9月速報値では32.7%と3割を超える勢いを見せている。BCNは「メモリタイプのこの伸びは、しばらく続きそうだ」としている。

 また、9月速報値のデジタルビデオカメラ全体の販売台数のうち、ハイビジョンカメラの販売台数は全体の75%を占める。前年と比べると、約15%以上の伸びを示している。

対応メディア別販売台数構成比推移 ハイビジョン対応機販売台数構成比推移

 メーカー別の販売台数シェアでは、ソニーが安定した推移で1位をキープ。9月速報値でも39.3%となっている。続く2位グループでは、昨年秋以降ビクターと松下がシェア2割の攻防を繰り広げながら推移。新製品を発売した2月にはソニーに急接近した場面もあったが、勢いは長続きせず、翌月には2割のレベルに戻っている。

 一方キヤノンは、3月発売の「iVIS HF10」が好調で、4月にはシェア17.8%に拡大。さらに8月発売の後継「iVIS HF11」も好調を受け継ぎ、9月速報値では18.6%を獲得。松下、ビクターを僅差ながらかわして2位に浮上している。

メーカー別販売台数シェア推移(上位5社)


□BCNのホームページ
http://bcnranking.jp/
□ニュースリリース
http://ranking.computernews.com/marketview/20080926.htm
□関連記事
【8月5日】北京五輪商戦はテレビ/レコーダとも伸び悩む
-BCN調査。台数ベースでレコーダ市場の4割がBDに
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080805/bcn.htm
【7月29日】「五輪需要で大画面志向が高まっている」。BCN調査
-6月以降は、平日も30~40型の売上が半数に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080729/bcn.htm

( 2008年9月26日 )

[AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.