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ソニー、BD搭載で世界最小・最軽量の「VAIO type T」
-ノイズキャンセル機能も装備。x.v.Color対応モデルも


type T
VGN-TT70B

10月4日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、Blu-ray対応ドライブを搭載したノートPC「VAIO type T」と「type N」、「type F」の新ラインナップ合計5モデルを発表した。価格はオープンプライス。店頭予想価格と発売時期は下記の通り。

型名 ドライブ 店頭予想価格 発売時期
type T
VGN-TT70B BDドライブ 30万円前後 10月4日
VGN-TT50B DVDスーパーマルチ 24万円前後
type N
VGN-NS70B/W BD-ROM/DVDコンボ 16万円前後 10月11日
VGN-NS50B/W DVDスーパーマルチ 15万円前後
VGN-NS50B/L
type F
VGN-FW71DB/W BD-ROMドライブ 23万円前後 10月4日
VGN-FW51B/W BD-ROMドライブ 21万円前後



■ type T

 上位モデル「VGN-TT70B」に新たにBDドライブを搭載。世界最小、最軽量のBDドライブ搭載ノートPCとしている。また、Centrino2を搭載したほか、メモリはDDR3を採用した。

 液晶も、NTSC比100%で8bit表示(RGB各色256階調、約1,677万色)のパネルに変更し、映り込みを抑える光沢パネル「クリアソリッド液晶」に傷がつきにくいハードコーティング処理を施した。また、独自のオーディオチップ「Sound Reality」を搭載。S/N比106dBを実現し、さらに付属のイヤフォンを使用することでノイズキャンセリング機能が利用できる。

 省電力性能についても、新たに照度センサーを搭載して周囲の明るさに合わせてディスプレイの輝度を変更するほか、各種の機能の電力をこまめに制御し、消費電力を抑制。バッテリ駆動時間は約10時間、別売の大容量バッテリでは約15時間を実現した。ユーザーが好みの省電力機能を使えるユーティリティを内蔵し、本体の「S1ボタン」1つで呼び出せる。

 主な仕様は、CPUにCore 2 Duo SU9300(1.20GHz)、チップセットにIntel GS45 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 160GB、BDドライブ、1,366×768ドット表示対応11.1型ワイド液晶、ワンセグチューナ、OSにWindows Vista Home Premium、Office Personal 2007を搭載。下位モデルは、メモリを3GB、HDDを120GB、光学ドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更している。

 インターフェイスはUSB 2.0×2、IEEE 1394(4ピン)、ExpressCard/34スロット、IEEE 802.11a/b/g/nドラフト対応無線LAN、Gigabit Ethernet、Bluetooth 2.1+EDR、FeliCaポート、SDカード/MMCスロット、メモリースティック(デュオ/PRO)スロット、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、指紋センサー、31万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 本体サイズは約279×199.8×23.5~30.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量はVGN-TT70Bが約1,310g、VGN-TT50Bが約1,270g。ノイズキャンセリングヘッドホンや、アンテナ変換ケーブルなども付属する。

 またカスタマイズモデルも用意され、HDDやSSD、光学ドライブなどの組み合わせを変更できる。光学ドライブを搭載する場合は、1.8インチHDDまたはSSDとの組み合わせになり、光学ドライブなしの場合は2.5インチHDDのみ、SSDのみ、またはSSD+2.5インチHDDの組み合わせを選択できる。SSDは128GB×2のRAID構成も可能。また、本体色はプレミアムカーボン、バーガンディーレッド、グレースゴールド、シルキーブラックの4色から選択できるほか、ゴールドを基調にした3つの天板デザインも用意されている。

バーガンディーレッド グレースゴールド シルキーブラック


■ type N

type N
VGN-NS50B/L
 15.4型ノート「VAIO type N」の新モデルで、Centrino2を採用したほか、上位モデルでBD-ROM/DVDドライブを搭載した。本体はディンプル加工により布のような素材感を備えたデザインになっている。

 上位モデルの主な仕様は、CPUにCore 2 Duo P8400(2.26GHz)、メモリ2GB、HDD 250GB、チップセットにIntel GM45 Express(ビデオ機能内蔵)、BD-ROM/DVDコンボドライブ、1,280×800ドットの15.4型クリアブラックLE液晶ディスプレイ、OSにWindows Vista Home Premium、Office Personal 2007を搭載。ボディカラーはホワイト。

 下位モデル「VGN-NS50B/W」、「VGN-NS50B/L」は、光学ドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更されるほか、ボディーからは。

 インターフェイスはUSB 2.0×4、IEEE 1394(4ピン)、ExpressCard/34スロット、IEEE 802.11a/b/g/nドラフト対応無線LAN、Gigabit Ethernet、FeliCaポート、SDカード/MMCスロット、メモリースティック(デュオ/PRO)スロット、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は約3時間。本体サイズは約360×270×31.4~38mm(同)、重量は約2.9kg。



■ type F

type F
 1,600×900ドット表示対応16.4型ワイド液晶を搭載したシリーズ。7月発表の夏モデルの上位2モデルを一新し、x.v.Colorに対応したほか、HDD容量を強化した。下位モデル「VGN-FW30B」は継続販売する。

 上位モデル「VGN-FW71DB/W」は、地上デジタルTVチューナ2基、HDD 320GBを搭載する。中位モデル「VGN-FW51B/W」は、上記から地デジチューナ×2を省き、HDDを250GBに変更している。

 そのほかの主な仕様は共通で、CPUにCore 2 Duo P8400、メモリ2GB、チップセットにIntel PM45 Express、GPUにATI Mobility Radeon HD 3470(256MB)、BDドライブ、OSにWindows Vista Home Premium、Office Personal 2007を搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)、ExpressCard/34スロット、IEEE 802.11a/b/g/nドラフト対応無線LAN、Gigabit Ethernet、Bluetooth 2.1+EDR、SDカード/MMCスロット、メモリースティック(デュオ/PRO)スロット、131万画素Webカメラ、FeliCaポート、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は約3時間。本体サイズと重量は、VGN-FW71DB/Wが約384×261×29~42mm(同)、約3.2kg、VGN-FW51B/Wが約384×261×29~37mm(同)、約3.1kg。

 カスタマイズモデルも用意され、1,920×1,080ドット液晶や、ATI Mobility Radeon HD 3650なども選択できる。


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200809/08-0930/
□製品情報(type T)
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/TT1/
□製品情報(type N)
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/NS1/
□製品情報(type F)
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/FW2/
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-液晶一体型でHDMI入出力装備。type Lも一新
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080909/sony1.htm
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-RGB LEDバックライト搭載など2モデル
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080909/sony2.htm

( 2008年9月30日 )

[AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]


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