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情報蓄積型コミュニティサイト「zigsow」(ジグソー)を運営するzigsow株式会社は、独自に企画・開発を行なった製品ブランド「invent-Z」の第1弾製品として、記録媒体にSSDを採用した、オーディオ専用のNAS「ZSS-1」を11月15日に発売する。 容量は128GB(64GB SSD×2基内蔵)で、価格は315,000円。また、オーディオ専用LAN ケーブル「BLACK MAGIC」(1.5m)も、105,000円で同日に発売する。
10月に開催された「2008東京インターナショナルオーディオショウ」において、リンのネットワークオーディオプレーヤー「KLIMAX DSシリーズ」と組み合わせて紹介された製品。 DSシリーズは、NASに保存した非圧縮/圧縮の音楽データをLAN経由で受信し、再生するプレーヤー。CDプレーヤーのような回転機構を持たないことで、高音質な再生ができるという。「ZSS-1」には、DSシリーズと連携するためのサーバープログラム「TwonkyMedia」もプリインストールされている。
DSシリーズは、通常のHDD搭載NASやPCでもソースとして使用可能。しかし、「ZSS-1」はSSDを採用し、アルミ筐体を使用たことでファンレスを実現。機器そのものから発する騒音を低減したほか、外来ノイズや内部で発生するノイズにも対策を施し、他の機器への影響を抑えている。
インターフェイスはEthernet端子に加え、USBを2系統装備。外付けHDDやUSBメモリなどを接続し、ファイルをSSDへコピーできる。Ethernet端子にはオーディオグレードの品質を持つというNeutrik製のものを使っている。外形寸法は480×255×55mm(幅×奥行き×高さ)。
「BLACK MAGIC」は、ZSS-1との接続を想定している1.5mのLANケーブル。独自のレゾナンスコントロールを実装することで、音楽信号を不要振動から守るという。なお、有料で端末をNeutrik製のものに変更することも可能。
□ジグソーのホームページ
(2008年11月4日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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