|
株式会社バップは、8月30日に公開された映画「20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり」を、第2章の劇場公開の前日となる2009年1月28日にDVDとBlu-rayで発売すると発表した。発売元、販売元ともに同社。価格や仕様は下表の通り。 DVD版の通常版と豪華版のディスクの内容は同じ。通常版はアウターケース付きトールケース仕様、豪華版はアナログLP(ダブルジャケット)仕様となっている。また、豪華版はオリジナル・ギターピック、ともだちマークの旗(原っぱメンバー手書きバージョン)、ブックレット(8P予定)を封入、限定生産となっている。
「20世紀少年」は、「YAWARA!」や「MONSTER」などで知られる、浦沢直樹の長編SFサスペンスコミック。累計発行部数2,000万部を超える大作が、シリーズ3部作として実写映画化。日本映画界では前例のないビッグプロジェクトとして制作費60億円が投じられ、ニューヨーク、ロンドン、パリ、北京などでロケを実施。第1章が8月30日に公開された。 8月19日(現地時間)には、日本での公開に先駆け、「20世紀少年」ワールドプレミア試写会が日仏交流150周年記念公式イベントとしてパリでで開催。合わせて開催された記者会見が、史上初めてルーブル美術館「モナリザ」の間で行なわれたことも話題となった。第2章は2009年1月31日に、第3章は2009年秋に公開が予定されている。 '69年。小学生のケンヂは、同級生の仲間たちと空き地の原っぱに秘密基地を作った。彼らはそこで知恵を出し合い、「よげんの書」を描くのに夢中だ。登場するのは世界征服と人類滅亡をたくらむ悪の組織。そして、それを阻止する正義の味方・ケンヂ達……。巨大ロボットなども登場する空想ノートは、彼らをどこまでもワクワクさせるのだった。 時は流れて'97年。ロックスターになる夢を諦めたケンヂは、コンビニを経営をしながら、失踪した姉の赤ん坊の面倒を見ていた。夢とはかけ離れた冴えない日常。しかし、そんな平穏がお得意先一家の謎の失踪や、同級生の死をキッカケに崩れ始める。世間では「ともだち」と呼ばれる正体不明の教祖と、彼が率いる謎の教団が出現。きな臭い事件を起こしはじめる。そしてケンヂは気付く。それらの事件が、子供の頃に自分が描いた「よげんの書」の内容とそっくりであることに……。
主人公ケンヂを唐沢寿明が演じるほか、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士、宮迫博之など、豪華なキャストも注目を集めている。
□「20世紀少年」のホームページ
(2008年11月7日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|