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MMD研究所、携帯電話の音楽配信に関する利用動向調査
-有料配信で重視するのは「音質」


11月11日発表


 株式会社アップデイトMMD研究所(モバイル・マーケティング・データ研究所)は11日、音楽ダウンロードに関する利用動向調査の結果を公表した。

 この調査は音楽ダウンロードに関する利用動向について調べたもので、同社サイトから確認できる。詳細データを確認するには同社の会員登録が必要。

 調査方法は「モンキータウン」や「フォトストページ」などの、モバイルWEB上でのアンケート方式。調査期間は2008年10月17日~20日までの4日間。有効回答数は3,012人(男性26.8%、女性73.2%)で、10代以下が22.2%、20代が21.1%、30代が28.7%、40代が28.0%となっている。

 携帯電話のミュージックプレーヤー利用経験者を対象に、家以外の場所で音楽を聴く際にどのオーディオプレーヤーを利用しているかを調査したところ、男性では「携帯電話」が51.4%、iPodなどのメモリタイプの「デジタルオーディオプレーヤー」が18.9%、女性では「携帯電話」が53.8%、「デジタルオーディオプレーヤー」が16.2%という結果となった。

 また携帯電話のミュージックプレーヤー対応機種保持者を対象に、現在携帯電話で登録している音楽ダウンロードサイトがあるかを調査したところ、36.3%が「有料サイト」を登録。以下、「過去に利用したことがあるが現在は登録していない」が28.8%、「登録したことはない」が18.6%、「音楽共有・交換サイト」が16.3%。

 携帯電話で音楽をダウンロードする際に、重視する点については、「音質」と答えたユーザーが39.2%と最も多かった。次いで「料金」が32.6%、「ジャンル」が16.1%。この調査は有料音楽ダウンロードサイトや音楽共有・交換サイト利用経験者を対象に行なわれた。

 ダウンロードサイトの月額の利用額も調査し、男性では「500円~999円」が28.4%と最も多く、次いで「300円~499円」が24.2%、「1,000円~1,999円」が18.4%。女性では「300円~499円」が36.7%と最も多く、次いで「500円~999円」が21.2%、「1,000円~1,999円」が14.6%。

 なおダウンロードサイトの利用のきっかけは、「簡単にダウンロードできるから」が28.6%、「携帯で音楽を聴きたいから」が20.9%。逆に、サイト未利用経験者を対象にダウンロードしない理由を調査したところ、「料金が高いから」が64.7%と最も多く、次いで「携帯電話以外のオーディオプレーヤーで聞いているから」が38.6%、「コピー・転送ができないから」が31.2%という結果となった。


□アップデイトのホームページ
http://www.up-date.ne.jp/
□MMD研究所のホームページ
http://mmd.up-date.ne.jp/
□ニュースリリース
http://mmd.up-date.ne.jp/news/detail.php?news_id=199

( 2008年11月11日 )

[AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]


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