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インターネットリサーチなどを手がける株式会社エルゴ・ブレインズと、月刊「IT&家電ビジネス」を発行する株式会社リックは13日、景気と家電製品の購入に関する調査結果を発表。回答者の8割が「景気が悪い」と考えている中で、“景気が悪くなっても買いたい家電”として薄型テレビがトップになった。 10月17日~22日に行なわれたインターネットリサーチによる調査で、サンプル数は1,500名。年代別では20/30/40/50代と60代以上が男女各150サンプル。男女比は1:1。 日本の景気については全体の80.2%が「悪いと感じており、しばらくは悪い状態が続く、またはもっと悪くなると思う」と回答。「悪いとは感じておらず、今後も悪くはならないと思う」は1.6%。 「景気が悪くなった場合に真っ先に我慢するもの」については「外食」が最も多い48.1%。続いて「海外旅行」(46.8%)、ブランド衣料品の購入(46.8%)が続いている。「家電製品の購入」は10項目中8番目となる36.0%。景気が悪くなった場合に購入を我慢する家電製品として、最も多かったのは「一眼レフデジタルカメラ」(63.1%)。次いで「オーディオ」(62.0%)、「BD/DVDレコーダ」(61.5%)となった。 一方で「景気が悪くなっても買いたい家電」のトップは「薄型テレビ」(38.4%)。続いて「パソコン」(33.6%)、「冷蔵庫」(32.1%)の順となった。なお、iPodなどの「デジタルオーディオプレーヤー」は“我慢する”が59.5%、“買いたい”が9.5%。 今欲しいと思っている家電製品については、上位から「薄型テレビ」(51.3%)、「BD/DVDレコーダ」(36.5%)、「パソコン」(31.6%)、「携帯電話」(17.5%)の順となっており、「レコーダは不況になったら我慢するが、できれば欲しい家電製品として人気が高い」と分析している。 景気が悪くなった場合に家電製品で重視する点については「価格が高くても機能・性能が満足できるもの」(50.1%)と、「できるだけ価格が安いもの」(49.9%)で意見が2分された。 機能・性能を求めた人に重視する内容を尋ねると、「本質性能が良い(画質がきれい、よく冷える、美味しくできるなど)」が77.0%と最多。以下は「省エネ性能(電気代が安い)」(69.7%)、「操作がシンプルで使いやすい」(45.5%)という結果で、エコや節約に対する意識の高さが表れた。なお、「とにかくハイスペック」は17.3%、「付加機能がたくさん付いている」は12.6%。
□エルゴ・ブレインズのホームページ ( 2008年11月13日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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