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日本テキサス・インスツルメンツ株式会社は、車載市場向けの高効率オーディオアンプデバイス2モデル発売する。いずれもサンプル出荷中で量産は2009年の第1四半期を予定。1,000個受注時の単価(参考価格)は、シングルエンド入力の「TAS5412」が5.30ドル、差動入力の「TAS5422」が5.80ドルとなっている。 ともに最大出力100W×2chの車載向けクラスDオーディオアンプで、64ピンのHTQFPパッケージで供給される。違いは入力回路で、TAS5412がシングルエンド入力、TAS5422が差動入力となっている。 既存の4chアンプ「TAS5414A」/「TAS5424A」と組み合わせることで、2ch/6chが必要なカーオーディオシステムに対応する。また、システム内でコントローラなしで動作できるので、システムレベルでのコスト削減が可能だという。 車内でのほかの電子システムとの電磁干渉を大幅に抑制し、「不要放射ノイズに関する国際規格であるCISPR-25 Level 5の規制値、ならびに数多くの車載市場向けの要求条件を超える性能を備えた」としている。また、電源雑音除去比を向上させるPWM(パルス幅変調)回路も内蔵。
□日本TIのホームページ ( 2008年11月13日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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