シャープ、TVにHDMI出力できる「AQUOSフォトプレーヤー」 －上位モデルはDLNA搭載。JPEGをTV出力/印刷可能

HN-PP100-B(ブラック)。PP150も外観はほぼ共通

12月5日より順次発売 標準価格：オープンプライス

　シャープ株式会社は、液晶テレビ「AQUS」とHDMI接続することで静止画表示が行なえるプリンタ「AQUOSフォトプレーヤー」を12月5日より順次発売する。DLNA機能も備えた「HN-PP150」など2モデル3製品を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格や発売日は下表の通り。

型番	カラー	DLNA機能	発売日	店頭予想価格
HN-PP150	ブラック	○	2009年 1月28日	25,000円前後
HN-PP100	ブラック(-B) ホワイト(-W)	－	12月5日	20,000円前後

　携帯電話やデジタルカメラで撮影したJPEG静止画を印刷できるプリンタ。本体にディスプレイは備えていないが、AQUOSなどHDMI搭載テレビに接続することで、静止画をテレビ画面に表示できる。また、プリインストールされたパターンとBGMを利用したスライドショー再生も可能。印刷は昇華型熱転写方式で、専用のL版/ポストカードサイズの用紙に対応する。

　SD/SDHC/MMCやメモリースティック/メモリースティック PRO、CF/マイクロドライブ対応のカードスロットや、USB 2.0コネクタから写真を取り込めるほか、赤外線通信もサポートし、IrSS対応携帯電話からのワイヤレス転送も可能。

　さらに、PP150のみEthernet端子を備え、DLNAもサポート。ネットワーク内のパソコンなどに収められたJPEGのテレビ表示や印刷が行なえるほか、インターネット経由で画像投稿/共有サイトなどにアクセスし、同様にHDMI出力/印刷が可能。なお、対応する画像共有サービスについては検討中としている。

　プリンタは300×300ppiで、機能面では赤目補正や美肌補正などの補正機能、明るさ調整/エッジ強調などの調整機能も装備。スタンプやフレーム合成、移動/回転などの編集機能も備える。そのほか、インデックスプリントやDPOF(Digital Print Order Format)による指定印刷、証明写真、カレンダーなどの印刷モードも用意している。

HN-PP100-W(ホワイト)

　両機種とも、AQUOSファミリンクに対応し、本体の電源を入れることで液晶テレビの電源も連動。付属リモコンのほか、テレビのリモコンでも静止画表示からプリントまでの一連の操作が行なえる。

　消費電力は約80W。外形寸法は234.5×205×89mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2kg。

　印刷用紙は別売の専用品で、L版用紙40枚とHDMIケーブルがセットの「スターターキット(HN-SKPP01)」(オープンプライス/店頭予想価格5,000円前後)や、L版用紙40枚の「HN-S1L040」(同1,600円前後)、L版用紙120枚「HN-S1L120」(同4,200円前後)、ポストカードサイズ用紙40枚入り「HN-S1P040」(同2,300円前後)を用意する。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/081118-a.html

( 2008年11月18日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.