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株式会社レーベルゲートは、運営する音楽配信サービス「mora」と「mora win」において、12日にCDでリリースされたEnyaのニューアルバム「And Winter Came.../雪と氷の旋律」(WPCR-13203/2,580円)を、CDと同等となる16bit/44.1kHzで11月21日午前0時より配信する。 料金は1曲200円で、アルバム全曲(12曲)の一括購入は2,000円。なお、既に両サイトで配信されている同アルバムのATRAC3/WMAでの価格は1曲150円、アルバムが1,500円。 通常ATRAC形式で配信しているmoraではWAV形式で、WMA配信のmora winではWMA Losslessで配信。同社は「EnyaのニューアルバムをCD音質音源で配信するのは、国内大手レコード会社として初」としている。 WAVファイルにはOpenMG、WMA LosslessファイルにはWM DRM9の著作権保護がかけられており、拡張子はそれぞれ「.oma」、「.wma」となる。ポータブルオーディオプレーヤーへの転送や、CDへの書き込み回数は既存サービスと同じ。 現在、同社のPC向け音楽配信では「ポータブルオーディオや家庭用コンポでの再生に十分な音質」、「ダウンロード時間の短縮」という観点からATRAC3/132kbpsまたはWMA/128kbpsの圧縮音源を採用しているが、広帯域回線の普及に伴い動画など大容量ファイルのダウンロードが増加していることを理由に、CD音質の配信に向けてシステム構築を進めてきたという。今回のEnyaの高音質配信はワーナーミュージック・ジャパンの協力で実現した。 レーベルゲートでは今後もより多くのレコード会社と協力し、CD音質配信の充実を図るとしている。
□レーベルゲートのホームページ ( 2008年11月20日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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