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アミューズソフトエンタテインメント株式会社は、映画「パコと魔法の絵本」を2009年3月6日に、Blu-ray DiscとDVDビデオの2フォーマットで発売する。DVDには特別版と通常版を用意しており、計3タイプがリリースされる。価格はBDビデオが5,040円、DVDが6,090円と3,990円。
BDとDVDの通常版は本編ディスクのみ収録。DVDの特別版は特典ディスクを加えた2枚組。特典ディスクにはCGを含めたメイキング映像や、キャストインタビューなどを収録する。 本編音声と、場面説明音声を組み合わせた「視覚障害者対応音声ガイド」を収めているのが特徴で、字幕もセリフ字幕のみと、それに場面説明字幕も合わせたものの、2種類の字幕を収録している。 「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」などで知られる、中島哲也監督の最新作。役所広司、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子など、豪華なキャストを起用しつつ、映画のクライマックスではその役者達をフル3DCGキャラクターに変身させ、CGキャラと役者の生の演技をカットバックさせながら盛り上げていくなど、斬新な構成&映像が特徴の作品。パコを演じているのは、カナダ出身のモデル、アヤカ・ウィルソン。 舞台は変わり者が集まる病院。中でもわがまま放題のクソジジイ・大貫は病院中の嫌われ者。そんな大貫はある日、パコという女の子と出会う。同じ絵本を毎日楽しそうに読んでる女の子。ところが、大貫は自分の勘違いから、天使のようなパコをぶってしまう。しかし、翌日になるとパコはケロっとした顔でまた大貫に近づいて来る。実はパコの記憶は1日しかもたないのだった……。
それを知った大貫はさすがに反省し、パコに謝ろうとそのほっぺに触れる。そのとき、驚くべきことが起こった。「おじさん、昨日もパコのほっぺに触ったよね?」……昨日のことを覚えていないはずのパコが、大貫のことを覚えていたのだ。自分の人生を反省した大貫は、彼女のために何かしたいと考え、病院の皆でパコが読んでる絵本をお芝居にしようと考えるのだが……。
□アミューズソフトのホームページ
(2008年12月8日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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