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NECビッグローブ株式会社は、同社が展開している動画配信サービス「BIGLOBEストリーム」において、2009年1月からテレビ放送されるアニメ「黒神 The Animation」の第1話を、放送に先駆けて配信する“ネット試写会”を12月27日~28日にかけて実施する。1,000人が視聴できる。 視聴者の募集開始は11日から24日まで実施。音声合成サービス「コエラボ」にユーザ登録(無料)をしている人が対象となる。試写会参加も無料。応募多数の場合は抽選となる。配信形式はWMVで、ビットレートは500kbps、1Mbps、2Mbpsを予定。 試写会ページでは、視聴者が作品についての感想を共有するためのチャットルームも開設。映像プレイヤー内に「拍手」ボタンを設け、映像再生時にクリックされた回数を集計。これにより、映像中で盛り上がりがあったタイミングが計測できるようになっている。同社では「視聴者の反応がわかる機能をつけることで、作品をより深く楽しむことができ、視聴者の生の声を製作側に伝えることができる」としている。 1月からはテレビ放送後の本編無料配信と、無料配信後のバックナンバー有料配信も予定。作品公式サイトとの連携企画なども検討しているという。テレビ放送は1月8日から、テレビ朝日、朝日放送、メ~テレ、九州朝日放送、北海道テレビなどでスタートする。 スクウェア・エニックス刊「ヤングガンガン」で連載中のコミック「黒神」を原作としたアニメ。原作を林達永(イム・ダリョン)、作画を朴晟佑(パク・ソンウ)という2人の韓国人作家が手掛ける作品であり、日本のコミックファンにも受け入れられやすい朴晟佑の絵と、林達永によるスケールの大きな超伝綺ストーリーの組み合わせが高い評価を受けている。 世界には同じ容姿の人間が3人存在し、「容量(テラ)」と呼ばれる“運”や“生命力”など、人間が存在するためのエネルギーを、分配・共有し合っているという。そしてその3人は、「容量」が最も強い1人の「ルート」と、弱い2人の「サブ」に分けられる。「サブ」の2人が出会うと、事故や病気などでその存在が消滅(死亡)してしまい、生き残った「ルート」が、「サブ」の「容量」を吸収。あらゆる面で成功を収める「マスタールート」となり、幸福に満ちた人生を送ることができる……。 世界の人間を支配する、この「ドッペルライナーシステム」にのっとり、世界を監視し、「容量」のバランスを保とうとする存在があった。彼らは身体能力や寿命など、人間を遥かに超越しており、人の知らぬ聖域「元神霊」(もとつみたま)で暮らしている。そして今、普通の少年・慶太と、元神霊の少女・クロが出会い、新たな戦いの物語が幕を開けた。
声の出演は下屋則子、浪川大輔、大原さやか、冬馬由美、田村ゆかりほか。
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(2008年12月11日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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