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日本ビクター株式会社は、32型で薄さ7mmの液晶ディスプレイ技術を開発。1月7日より米国ラスベガスで開幕する2009 International CESにあわせて展開する、同社のプライベートブースに出展する。また、同技術を利用した薄型/軽量ディスプレイを2009年中に発売する。 独自の新光学システムや液晶モジュール構造を開発し、32型液晶ディスプレイで7mmという薄型化とともに、世界最軽量という重量5kgを実現。壁掛けや天吊りなどの自由なレイアウトを実現できるとしている。 独自の光学システムにより、高コントラストと高色域、高均一性などの高画質化性能と省エネ性能を両立。さらに、軽量化により使用資源量を約50%削減し、低環境負荷を実現を目指しており、光学/強度/放熱の各性能を維持しながら、モジュールの部品点数は約10分の1まで削減した。さらにバックライトにLEDを利用し、水銀レスを実現したという。 ビクターでは、壁掛けや天井からの吊り下げなど、これまで設置できなかった場所や位置へのディスプレイ設置の実現を目指すとしており、公共施設や娯楽施設、店舗、企業などの業務用途や、チューナやPCと連携した家庭向けのディスプレイなどの市場展開を検討していくとしている。
□ビクターのホームページ ( 2009年1月5日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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