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三洋電機株式会社は、フルHD対応のDLPプロジェクタ「PDG-DHT100JL」を3月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、実売価格は200~250万円前後の見込み。ボディカラーはブラック。レンズは別売のビジネスモデルとなっている。 解像度1,920×1,080ドット、0.95型DLPチップを搭載したプロジェクタ。330WのUHPランプを2灯使用したツインカラーホイールシステムにより、輝度は6,500ルーメンを実現した。コントラスト比は7,500:1以上。投影サイズは50~600インチ。 大きな特徴としては、同社が開発したHD映像を画像劣化や遅延なく無線で伝送する技術「非圧縮HD映像無線伝送システム」に対応したこと。オプションでの対応となるが、本体にレシーバを備えれば、送信機側からHD映像を非圧縮かつワイヤレスで受信できる。最大伝送距離は約30m。 防塵性能を高めた「密閉型光学エンジン」を採用し、ランプを除く光学部品へのホコリの侵入を大幅に防止。また「アクティブ・メンテナンス・フィルター」を搭載し、ランプへのホコリの侵入も防ぐという。これにより、安定したパフォーマンスが実現できるとしている。 一体感のあるマルチ画面表示が可能な「エッジブレンディング機能」や、各プロジェクタ間の色再現領域のバラツキ補正を行なう「カラーマッチング機能」、天井や床などへも投影可能にする「垂直方向360度投映」、「上下左右・電動レンズシフト機能」、「レンズセンターレイアウト」、「ピクチャーインピクチャー機能」、「ピクチャーバイピクチャー機能」も備える。 「高輝度用」と「高色再現性用」の2種類のカラーホイールを各1セット付属。出荷時には「高輝度用」が備え付けられている。そのほか、ワイヤレスリモコンなどが付属する。 入力端子はHDMI、HDCP対応DVI-D、アナログRGB(D-Sub 15ピン)、コンポーネント(BNC×5)、S映像を各1系統装備。EthernetやRS-232端子も備えている。なお、音声出力やスピーカーは内蔵していない。外形寸法は400×523.5×242.5mm(幅×奥行き×高さ)。レンズを含まない重量は20kg未満。
□三洋電機のホームページ ( 2009年1月8日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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