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例年、大規模なブースを展開し、テレビの新技術を中心に注目を集めるSamsung。2009年は、プレスカンファレンスで発表されたLEDバックライト液晶テレビ「LUXIA」シリーズなどに来場者の関心が寄せられていた。 発表されたLUXIA 8000/7000/6000シリーズは、同社の第2世代LEDテレビ。省電力化に加え、8000/7000ではYouTubeやFlickrといったコンテンツに画面上からアクセスしやすくするなどネットワーク機能の強化が行なわれている。また、壁掛け時の壁からの距離を0.6インチ(約15.2mm)まで近づけることを可能にした。
Blu-ray Disc関連では、BD-Live対応プレーヤーの「BD-P4600」と「BD-P3600」を発表。BD-P4600は壁掛けが可能な薄型デザインが特徴。共通の機能として、 NetflixやPandoraの動画ストリーミング配信に対応。無線LAN機能も内蔵する。 BD再生ではドルビーTrueHDやDTS-HDのビットストリーム出力に対応するほか、BD-P3600はアナログ7.1ch出力にも対応する。
BDプレーヤーを中心としたシアターシステム製品も出展。「HT-BD8200」は、壁掛けが可能なBDプレーヤー/スピーカーの一体型ユニットと、ワイヤレス接続のサブウーファを組み合わせたシアターシステム。「HT-BD7200」は、薄型BDプレーヤーとトールボーイスピーカー、サブウーファで構成する。
そのほか、LEDバックライトの23型ワイド/フルHD液晶ディスプレイ「P2370L」を展示。本体の薄さは16.5mmで、入力端子はDVI。液晶フォトフレームも豊富にラインナップしている。
■ メディアプレーヤー内蔵のポータブルプロジェクタも
TIのDLP Picoを搭載したポータブルプロジェクタ「MBP200」も展示。480×320ドットのハーフVGAパネルを搭載する小型DLPプロジェクタで、50型までの投射が可能。外形寸法と重量は107.3×48.8×19mm(縦×横×厚さ)、160g。
特徴は、MPEG-2/4やMP3/WMA/AACなどのメディアプレーヤー機能を搭載する点。microSDカードスロットを備え、カード内のファイルが再生できる。Word/Excel/PowerPointファイルもPCを使わずに本体のみで再生可能。2.2インチ/QVGA液晶ディスプレイも備えている。2009年内の発売を予定。 ポータブルビデオ/オーディオプレーヤーでは、2009年上期の発売を予定する「P3」を展示。4/8/16/32GBモデルを用意する。3型/ワイドQVGAのタッチパネル液晶ディスプレイを搭載。指を使ったジェスチャーなどのタッチ操作とボタン操作を組み合わせて、操作性の向上を図っている。 ビデオカメラ製品では、フルHD記録で、64GB SSD内蔵の「HMX-106」を展示。また、同じくフルHDで16GB SSDの「HMX-104」も手に取ることができた。
□2009 International CESのホームページ(英文) ( 2009年1月11日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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