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パナソニック、液晶「VIERA」4サイズ6機種を2月発売
-VOD/節電対応「X1」。節電の「C1」など。実売65,000円から


上段左から右へTH-L32X1、TH-L26X1、下段は左からTH-L20X1、TH-L17X1
2月1日発売

標準価格:オープンプライス


 パナソニック株式会社は、「VIERA」シリーズの液晶テレビ新モデルとして、HDパネルを搭載した6モデルを2月1日に発売する。上位モデルに搭載していた「アクトビラ ビデオ・フル」などを取り入れた「X1」シリーズと、ベーシックな仕様で低価格な「C1」シリーズを用意。

 X1シリーズは32、26、20、17V型の4サイズ。C1シリーズは20、17V型の2サイズを用意。価格はいずれもオープンプライス。型番と店頭予想価格は下表の通り。

シリーズ サイズ モデル名 パネル解像度 カラー 特徴 店頭予想価格
X1 32V型 TH-L32X1 1,366×768ドット 4色 自動節電機能
Gガイド 注目番組
アクトビラ ビデオ・フル
13万円前後
26V型 TH-L26X1 4色 11万円前後
20V型 TH-L20X1 3色 85,000円前後
17V型 TH-L17X1 3色 75,000円前後
C1 20V型 TH-L20C1 4色 自動節電機能
Gガイド 注目番組
75,000円前後
17V型 TH-L17C1 3色 65,000円前後


■ X1シリーズ

 いずれのモデルも1,366×768ドットの液晶パネルを採用。フルHDパネルモデルに搭載されている「アクトビラ ビデオ」や「アクトビラ ビデオ・フル」機能を、比較的低価格な同シリーズにも搭載したのが特徴。リモコンの「らくらくアイコン」からアクセスでき、ハイビジョンの動画配信サービスなどが利用できる。

 カラーバリエーションは、32/26V型がディープブラック(K)、ボルドーレッド(R)、マホガニーブラウン(T)、スノーホワイト(W)の4色。20/17V型はピンクゴールド(P)、プラチナシルバー(S)、チャコールグレー(H)の3色展開となる。

 Gガイドが1月末から開始する新サービス「注目番組」に初対応。放送局の情報を元に、Gガイドがお勧めする番組情報が、最大1カ月先まで表示されるというもので、紹介記事には写真なども使われる。パナソニックのレコーダ「DIGA」と連携することで、紹介文表示画面から録画予約することもできる。

 HDMI連携機能「VIERA Link」を進化させ、自動節電機能に対応。対応するDIGAを接続した際、テレビのチューナが使われている(DIGAで映像を観ていない)ことを機器が検知し、自動でレコーダの電源をOFFにする「こまめにオフ」。VIERAの電源が入っていない時は、DIGAのクイックスタート機能をOFFにして待機電力を抑える「ECOスタンバイ」機能も備えている。対応するDIGAは「DMR-BW950/850/750、-BR550、-XP25V、-XP15」。

 チューナは地上/BS/110度デジタルチューナと地上アナログチューナを各1基搭載。インテリジェントバックライトコントローラーや、ダイナミックコントラストエンハンサーなども備え、映像に合わせて最適な画質調整を行なう「コントラストAI」が利用できる。SDメモリーカードスロットも備えり、同社のSDハイビジョンムービーで撮影した、1,920×1,080ドットのAVCHD動画を再生することも可能。デジタルカメラで撮影した静止画を、BGM付きのスライドショーなどにして表示できる「ハイビジョンテレ写」機能も用意する。

 センサーカメラとの連動機能、FAX「おたっくす」で受信したデータを表示する機能、「どこでもドアホン」との連動なども装備。DIGAと連携した「番組キープ」、ラックシアターと連動しての「番組ぴったりサウンド」なども引き続き利用できる。

型番 TH-L32X1 TH-L26X1 TH-L20X1 TH-L17X1
サイズ 32V型 26V型 20V型 17V型
パネル解像度 1,366×768ドット
スピーカー 16×4.2cm ×2
総合出力20W
12×4.2cm ×2
総合出力20W
5cm ×2
総合出力10W
チューナ 地上/BS/110度デジタル×1
地上アナログ×1
入力端子 HDMI×3
D4×1
S映像×2
コンポジット×3
アナログRGB
(ミニD-Sub 15ピン)×1
HDMI×2
D4×1
S映像×2
コンポジット×3
アナログRGB
(ミニD-Sub 15ピン)×1
出力端子 モニター×1
光デジタル音声×1
アナログ音声×1
ヘッドフォン×1
そのほかの端子 モジュラー
Ethernet
消費電力 83W 80W 66W 57W
年間消費電力量 73kWh/年 72kWh/年 60kWh/年 59kWh/年
外形寸法
(スタンド含む)
(幅×奥行き×高さ)
77.7×21.7×54.1cm 66.4×21.7×47.4cm 53.2×18×39cm 46.1×16.3×35cm
重量(スタンド含む) 約13.5kg 約11kg 約7kg 約6kg


■ C1シリーズ

左からTH-L20C1、TH-L17C1

 ベーシックな仕様の液晶テレビで、20/17V型を用意。20V型にはチタンブラック(K)、クリアシルバー(S)、カクテルピンク(P)、シルキーホワイト(W)の4色を、17V型にはクリアシルバー(S)、カクテルピンク(P)、シルキーホワイト(W)の3色のカラーバリエーションを用意している。

 パネル解像度は1,366×768ドット。前述のX1シリーズで搭載された新機能の内、Gガイドの「注目番組」紹介機能と、自動節電機能に対応しているが、「アクトビラ」はベーシックのみサポートで動画配信には非対応となっている。また、両モデルともHDMI入力端子が1系統となり、アナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)入力も省かれている。

 チューナは地上デジタルチューナと地上アナログチューナを各1基搭載。BS/110度CSデジタルチューナは搭載していない。インテリジェントバックライトコントローラーや、ダイナミックコントラストエンハンサーなども備え、映像に合わせて最適な画質調整を行なう「コントラストAI」が利用できる。デジタルカメラで撮影した静止画を、BGM付きのスライドショーなどにして表示できる「ハイビジョンテレ写」機能も用意する。

 HDMI連携機能「VIERA Link」にも対応しており、センサーカメラとの連動機能、FAX「おたっくす」で受信したデータを表示する機能、「どこでもドアホン」との連動なども装備。DIGAと連携した「番組キープ」なども利用できる。

型番 TH-L20C1 TH-L17C1
サイズ 20V型 17V型
パネル解像度 1,366×768ドット
スピーカー 5cm ×2
総合出力10W
チューナ 地上デジタル×1
地上アナログ×1
入力端子 HDMI×1
D4×1
S映像×2
コンポジット×2
出力端子 ヘッドフォン×1
そのほかの端子 Ethernet
消費電力 66W 57W
年間消費電力量 71kWh/年 65Wh/年
外形寸法
(スタンド含む)
(幅×奥行き×高さ)
53.2×18×39cm 46.1×16.3×35cm
重量(スタンド含む) 約7kg 約6kg

□パナソニックのホームページ
http://panasonic.co.jp/index3.html
□ニュースリリース(X1シリーズ)
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090113-1/jn090113-1.html
□ニュースリリース(C1シリーズ)
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090113-2/jn090113-2.html
□製品情報(X1シリーズ)
http://panasonic.jp/viera/products/x1/index.html
□製品情報(C1シリーズ)
http://panasonic.jp/viera/products/c1/index.html

(2009年1月13日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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