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Monster Cableは、カナル型(耳栓型)イヤフォン「Turbine」をCESにおいて発表した。Amazon.comなどで既に販売を開始している。価格は149.95ドル。 また、米国のヒップホップアーティスト/音楽プロデューサーであるDr.Dreが開発に協力したヘッドフォン「Beats」(2008年7月米国発売)と同じシリーズの製品として、カナル型イヤフォンモデル「Beats Tour」を1月にApple Storeで発売。2月からは一般発売を開始する。価格は149.95ドル。
■ Turbine
8mm径ドライバユニットを搭載し、重厚な低域をメインに広帯域の再生を追求したカナル型イヤフォン。シングルドライバのダイナミック型だが「サブウーファがあるような低域を感じられる」という。 ケーブルには、正確な信号伝送を追及した導体「MicroStand」を採用するほか、同社の特許技術「FluxTube」を採用。磁気を持つチューブ状のケーブルを加えたことにより、より自然な再生を実現するとしている。
ブラッククロム仕上げを施した、重量のあるメタルハウジングで振動を抑制。名前の“タービン”が示すように、ハウジング部は羽根が回転するようなデザインを採用している。 プラグはステレオミニで金メッキ仕上げ。付属イヤーピースは、シングルフランジのほかにトリプルフランジも用意する。
■ Beats Tour
Apple Storeで発売中のMonster Cable製ヘッドフォン「Beats」と同様に、Dr.Dreが開発に協力したカナル型イヤフォン。外部ノイズの進入を抑え、装着時の快適さを追求。3種類のカスタムフィットイヤーピースを採用し、フィット感を向上させた。 音質面では、特にR&Bやロック、ヒップホップ音楽などにおける近年のデジタルサウンドに適した設計を施したとしており、クリアで自然なボーカル、繊細な高域、力強く歪みの無い低域再生が行なえるという。また、ケーブルには絡みを防ぐフラットな独自デザインを採用する。
■ 21Gbpsの超ハイスピードHDMIケーブルも
HDMIケーブル新製品「M2000」も発表。価格は長さにより200~1,800ドルまでの製品をラインナップする。Imaging Science Foundation(ISF)が認証する21Gbps以上という転送速度を実現し、リフレッシュレート480Hzまでの映像や、16bitカラーもサポート。独自の誘電体と導体により、HDMI信号伝播能力を最大限まで高めるという。例として、パイオニアのBDプレーヤーで16bit拡張処理された映像も伝送できるとアピールしている。 そのほか、2009年発売予定の製品として、ワイヤレスHDMI技術を用いた「Wireless Digital Express HD」シリーズのトランスミッタ「DX WHD TX1」とレシーバ「DX WHD RX1」も発表した。価格はペアで999ドル、1台では各499ドル。 Sigma Designの、同軸ケーブルを使ったUWB伝送「UWB-over-Coax」技術を採用。部屋と部屋の間は既存の同軸ケーブルで100mまでの1080p映像と音声が伝送でき、部屋の中に設置したトランスミッタとレシーバの間で映像/音声のワイヤレス伝送が行なえる製品。
□2009 International CESのホームページ(英文) ( 2009年1月14日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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