|
加賀電子株式会社の子会社である、加賀コンポーネント株式会社は、DLPプロジェクタの新シリーズでHDMI端子などを備えた「PHシリーズ」2モデルを2月上旬より発売する。 価格は0.7型/1,024×768ドットのDLPチップを搭載した「KG-PH1001X」が417,900円、0.65型/1,280×800ドットの「KG-PH1002WX」が438,900円。 280Wの高圧水銀灯を光源に採用。PH1001Xの輝度は4,200ルーメン、投映サイズは23.4~300型(投射距離約1.0m~11.0m)、PH1002WXは3,700ルーメン、26.4~300型(投射距離約1.0m~9.9m)を実現。コントラスト比はともに2,300:1。レンズも共通で光学1.15倍のマニュアルズーム/フォーカスレンズ(F2.6~2.81)を搭載している。 TIの「BrilliantColor」技術を採用し、色再現性を向上。また、RGBを強く投映する「明るさ優先モード」や、YCを強くする「色優先モード」など、カラーホイールの各セグメントに照射するランプ光量をプログラム調整し、目的や用途に合わせた色再現を可能にする「Variable Illumination」を採用。色付きの壁などでも投映できる「壁色補正機能」も搭載する。
映像入力端子にHDMIや、HDCP対応DVI-I、D-sub15ピン(アナログRGB/コンポーネント共用)、コンポーネント、S映像、コンポジットを各1系統装備。アナログ音声(RCA)やステレオミニのオーディオ入力も備える。USB端子やRS-232端子、Ethernetも装備。LAN経由でパソコンと接続し、プロジェクタの遠隔操作が行なえる。またランプ切れや故障時にはあらかじめ登録した管理者のアドレスにメールを送信する「E-mail機能」を搭載する。 電源オン後約10秒で投映を開始する「クイックスタート」機能や、プロジェクタの入力ソースが無信号状態になったときに自動的に電源オフになる「オートパワーオフ」機能を装備。電源プラグをコンセントに差し込むだけで投映が開始される「ダイレクトパワーオン」や、投映中でも電源プラグを引き抜いて電源を切ることができる「ダイレクトパワーオフ」機能も備える。 3Wモノラルスピーカーを内蔵。ランプの交換は本体天面から行なえる。本体組み込み型の開閉式レンズシャッターを装備。プロジェクタの操作と、パソコンのマウス操作が1台で行なえるリモコンマウスなどが付属する。ともに消費電力は350W、運転音は32dB。外形寸法は312×250×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.6kgと共通。
□加賀電子のホームページ ( 2009年1月15日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
Copyright (c)2009 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|