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ランサーリンク株式会社は、1GBの内蔵メモリを備えた小型LCOSプロジェクタ「MPJ-101」を21日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は70,000円前後の見込み。ボディカラーはシルバー。 外形寸法は125×55×23mm(縦×横×厚み)のポータブル小型プロジェクタ。デバイスは解像度640×480ドットのLCOS(Liquid Crystal on Silicon/反射型液晶)で、3Mの光学技術を採用している。光源は白色LEDで、輝度は10ルーメン。投映サイズは6~50型(投射距離21~181cm)。アスペクト比は4:3。静止画のみに使える2/3/4倍のデジタルズームを備える。
本体に1GBのフラッシュメモリを内蔵し、保存したデータの再生(投映)が行なえるメディアプレーヤー機能を搭載。リモコンも付属する。データのやり取りは搭載したUSBポートで行なう。本体をPCに接続すると、1GBのUSBメモリとして認識される。また、メモリーカードスロットも装備し、SD/MMCや、8GBまでのSDHC/メモリースティック PROに対応。同社では「外部入力ソースがなくても、この1台でプレゼンが可能になるプロジェクタ」と説明する。 再生フォーマットは、静止画がJPEG、オーディオがMP3に対応。ビデオがMPEG-4(AVI/ASF/MP4)、H.264(MP4)、Motion JPEG(AVI)。MP4/ASF/AVIなどはプロジェクタで再生できないこともあるが、同梱の変換ソフト「ArcSoft Media Converter」を使って、再生可能なフォーマットに変換できる。MOVやWMV、RMVBなども変換可能。
設定メニューで明るさやコントラスト、彩度などの調整が可能。入力端子は映像がコンポジット、音声がステレオミニを1系統装備。音声入力端子はヘッドフォン出力も兼用している。0.5W×2chのスピーカーを内蔵。 電源は内蔵バッテリで、連続駆動時間は約2時間。充電はUSB経由で行なう。付属のACアダプタでも駆動可能。バッテリを除く重量は100g。ミニ三脚、ポーチなどが付属する。また、小型スクリーンやポインター、SDカードなどをセットにした「ビジネスソリューションパック」(オープンプライス・店頭予想価格46,800円)を別売するという。
□ランサーリンクのホームページ ( 2009年1月21日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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