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オンキヨー株式会社は、小型セパレートコンポ「INTEC 205」シリーズの新モデルを2月14日に発売する。 プリメインアンプ「A-905FX2」と、CDプレーヤー「C-705FX2」、2ウェイスピーカー「D-212EX」をラインナップし、価格はアンプが52,500円、CDプレーヤーが31,500円、スピーカーが69,300円(ペア)。 INTEC 205は、横幅を従来のフルサイズコンポ(約450mm)の半分以下の205mmと小型化した、セパレートコンポシリーズ。4年ぶりとなる新モデルでは、スピーカーを中心にブラッシュアップを図ったという。 ■ プリメインアンプ「A-905FX2」
定格出力60W×2ch(4Ω時)、最大出力80W×2ch(同)のプリメインアンプ。独自の積分型変調回路「VL Digital」を採用したデジタルアンプを内蔵する。 電源部には大容量のEI型トランスを搭載し、安定性や応答性に優れた電源回路を構築。電源供給経路には銅バスプレートを使用し、伝送ロスを抑えながら、芯の太い音色を実現したとする。ボディは、高剛性シャーシやアルミ素材のフロントパネル、ボリュームつまみを採用するなど、振動を抑える設計としている。 周波数特性は10Hz~60kHz、SN比は100dB。音質面では、3バンドのトーンコントロールも利用可能する。入力端子はアナログを7系統用意。出力端子はアナログ×3(ヘッドフォン出力含む)で、サブウーファプリ出力も備えている。また、システムコントロール用のRI端子も装備し、C-705FX2などとの連動動作が可能。外形寸法は205×299×91mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。システムコントロール対応のリモコンが付属する。 ■ CDプレーヤー「C-705FX2」
デジタルノイズを除去するVLSC技術を採用した小型CDプレーヤー。シーラス・ロジック製の24bit/192kHz DACを搭載し、細かな音楽情報を豊かに再生するという。 A-905FX2と同様に制振性を追求したボディ構成とし、アルミフロントパネルを採用するほか、CDドライブメカなど各回路基板の防振対策を徹底したという。内部パーツもコンデンサなどの最適化により、音楽再現能力の向上を図っているという。 再生周波数特性は5Hz~20kHz。SN比は108dB。ダイナミックレンジは96dB。出力端子として、光デジタルを2系統、アナログを1系統用意。同社製品でシステム連動を可能にするRI端子も備えており、A-905FX付属のリモコンからC-705FX2の制御が行なえる。外形寸法は205×275×91mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2.2kg。 ■ スピーカー「D-212EX」
上位シリーズのINTEC 275用スピーカー「D-302E」などで培った技術やノウハウを導入した新設計の2ウェイブックシェルフスピーカー。 13mm径のA-OMFモノコックウーファと、3cm径のチタン振動板リングツィータを搭載。ウーファ振動板を支えるダンパーを新開発し、微少信号への応答性を向上、ヴォーカル帯域の表現力を高めたという。また、バスレフポートとして、豊かでクリアな低域再生を可能とする「アドバンスドAERO ACOUSTIC DRIVE」を備えている。 キャビネットはリアルウッドの突き板仕上げ。再生周波数帯域は37Hz~100kHz、定格感度レベルは83dB/W/m、定格インピーダンスは4Ω。外径寸法は188×296×302mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.9kg。 ケーブル長1.8mのモンスターケーブル製スピーカーケーブル「XP」と、8個のコルクスペーサーが付属する。 □オンキヨーのホームページ ( 2009年1月21日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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