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パナソニック株式会社は、AV用PLCアダプタを3月1日より順次発売する。発売日は、2台1組のスタートパック「PL-LS14KT」が3月1日、増設用の「PL-LS11」が4月1日。価格はオープンプライスで、店頭想定価格はPL-LS14KTが1万9000円、PL-LS11が1万円の見込み。 2製品とも、同社が提唱するPLC規格「HD-PLC」に準拠した最大210Mbps(理論値)のPLCアダプタ。特にAV機器向けの機能はないが、薄型テレビ「VIERA」と同時発表するなどAV機器での使用をアピール。 さらに、本体搭載のLEDで通信速度が簡易計測でき、6Mbps以上、12Mbps以上、24Mbps以上の3区分で表示。アクトビラでの利用の際の目安になるとしている。またデザインも、リビング向けとなっている。 第2世代の通信チップを採用し、周波数が第1世代の4~28MHzから2~48MHzへ拡大したほか、通信速度もUDP測定値で80Mbpsから90Mbps、TCP測定値で60Mbpsから65Mbpsに向上している。 セットモデルでは、親機用として10BASE-T/100BASE-TX×4ポートのスイッチングHUBを内蔵した「PL-LS14」、子機用として10BASE-T/100BASE-TX×1ポートのみの「PL-LS11」が組み合わされている。どちらにも、ノイズの低減によってより安定した通信が可能になるという、ノイズフィルタ付電源コードを採用している。 1台の親機に対して最大15台までの接続を推奨。電力線上の通信は128bitのAESで暗号化されている。外形寸法/重量は、PL-LS14が128×72×40.5mm(幅×奥行き×高さ)/約210g、PL-LS11は100×60×40mm(同)/約170g。
□パナソニックのホームページ ( 2009年2月3日 ) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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