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日立、レンズシフト範囲を高めた液晶データプロジェクタ
-上下3.5画面/左右2.2画面シフト可能なWXGAモデルなど


CP-SX12000J(レンズは別売)

2月23日より順次発売

標準価格:157万5,000円~178万5,000円


 株式会社日立製作所は、液晶データプロジェクタのハイエンドモデルとして、上下3.5画面分/左右2.2画面分というレンズシフトに対応した「CP-WX11000J」など3機種を2月23日より順次発売する。仕様と価格は下表の通り。

型番 解像度
輝度
レンズシフト範囲
発売日 価格(レンズは別売)
CP-X10000J 1,024×768ドット
7,500ルーメン
上下2.7画面/左右2.2画面
2月23日 157万5,000円
CP-WX11000J 1,366×800ドット
6,500ルーメン
上下3.5画面/左右2.2画面
3月23日 168万円
CP-SX12000J 1,400×1,050ドット
7,000ルーメン
上下2.7画面/左右2.2画面
178万5,000円

 業界最大のレンズシフト範囲を実現したという液晶データプロジェクタ。「CP-WX11000J」は上下3.5画面分、「CP-X10000J」と「CP-SX12000J」は上下2.7画面分、左右は3機種とも最大2.2画面分のレンズシフトに対応する。

 パネルは3機種とも異なり、X10000Jは1.3型/1,024×768ドット、WX11000Jは1.22型/1,366×800ドット、SX12000Jは1.3型/1,400×1,050ドット。いずれも350W UHBランプを光源とし、輝度はそれぞれ7,500ルーメン、6,500ルーメン、7,000ルーメン。10bitフルデジタル処理により色再現性を高めているほか、アイリス制御による高コントラスト化も行なっている。

 ズーム/フォーカスは電動。レンズは別売で、超単焦点の「USL-801」(14-17mm/36万7,500円)から、超長焦点「UL-806」(136-247mm/36万7,500円)まで6モデルを2月23日に発売する。

CP-SX12000Jの付属リモコン

 通常の設置や天吊りに加え、上下90度の垂直投射にも対応。また、投射映像を一時的に消すことができるメカニカルレンズシャッターを装備する。

 そのほかの特徴として、4層の大型静電フィルタを吸気部に配したことで、メンテナンス間隔を従来のハイブリッドフィルタの5倍となる1万時間まで延長した。

 入出力端子は3機種共通で、入力はHDMIとDVI-Dを各1系統と、アナログRGB(D-Sub 15ピン×2、BNC×1)、コンポーネント(RCA/アナログRGB兼用のBNC)、S映像、コンポジット(RCA/BNC)。出力はアナログRGB(D-Sub 15ピン)。RS-232Cのコントロール入出力端子や、Ethernet、リモコン用の3.5mmミニ端子も備える。

 消費電力は540W、外形寸法は476×469×272mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13.1kg。リモコンやリモコンやレンズアダプタなどが付属する。


□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2009/02/0204a.html

( 2009年2月4日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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