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パナソニック株式会社は、楽曲再生も可能なMP3形式対応のICレコーダ2モデルを3月13日に発売する。ともに価格はオープンプライス。店頭予想価格は内蔵メモリが2GBでブラックモデルの「RR-US590-K」が15,000円前後、1GBでシルバーの「RR-US570-S」が1万円前後の見込み。 MP3ファイルでの録音方式を採用するICレコーダ。USB端子を備え、PCから転送したMP3ファイルの楽曲再生も可能。ただし、著作権保護されたMP3ファイルは再生できない。最大396件の録音が可能。音楽ファイルは最大999ファイル登録できる。US590が2GB、US570が1GBのメモリを内蔵。 録音モードはXP/LP/SLPの3タイプを用意。録音音声のステレオ/モノラル切換えも可能となっている。XPステレオ時でUS590は約36時間、US570は約17時間50分の録音が可能。LPステレオ時は約72時間と約35時間50分、SLPステレオ時は約288時間、約143時間40分の録音ができる。 同社従来品(RR-US470等)より性能を向上させたズームマイクを搭載。本体内蔵の2つのマイクで集音し、位相合成回路で処理することで、狙った前方向からの音を強調し、周囲の音を抑えて録音ができるという。また、合成処理の最適化も行ない、人の声の帯域でズーム効果が得られるようになったという。 「録音ポジションスイッチ」を搭載。講義やインタビューなどの人の声を狙って録音したい時の「ズーム」、会議など複数の発言を録音したいときの「ワイド」、好みの感度やマイクに設定可能な「マニュアル」の3つのモードを条件に応じて切り替えて使用することが可能。 録音したデータにパスワードをかけて守る「セキュリティ機能」や、JPEG/Excel/Wordファイルなどのデータを保存できる「USBメモリ機能」を搭載。そのほか、5秒さかのぼって再生する「少し戻る再生」、「スピードコントロール」、「A-Bリピート」などの機能を備える。 2cm径のユニットを内蔵した245mW出力のモノラルスピーカーを装備。ステレオミニのプラグインパワー対応マイク入力と、イヤフォン出力を各1系統搭載する。 電源は単4電池2本で、XPステレオ時で録音約23時間/再生約35時間の駆動が可能。本体外形寸法は約110.6×39×15.1mm(縦×横×厚み)、電池を含む重量は約65g(含まない場合は43g)。ステレオイヤフォン、USBケーブル、単4電池2本が付属する。
□パナソニックのホームページ ( 2009年2月9日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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