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ソニーのイメージセンサー出荷累計が10億本を突破
-CCDとCMOSの合計。ビデオカメラ、デジカメなどで採用



 ソニーは、CCDやCMOSなどのイメージセンサーの出荷累計が1月末に10億本を突破したと発表した。

初代CCDビデオカメラ「CCD-V8」

 CCDは、アメリカのベル研究所が1970年に発明、ソニーがはじめて商品化した。ソニーでは、1970年代暮れから研究開発を開始。1980年には世界初のCCDカラーカメラを全日空のジャンボ旅客機に搭載し、離着陸の様子を機内に映し出す「スカイビジョン」に採用された。

 1983年には、ソニー国分セミコンダクタ(現ソニーセミコンダクタ九州 鹿児島テック)にて量産を開始し、25万画素のCCDを搭載した家庭用CCDビデオカメラ「CCD-V8」が1985年に発売された。その後、CCDはビデオカメラに加えて、コンパクトカメラやデジタル一眼レフカメラなどに採用されている。

 また、近年はCMOSイメージセンサーも強化しており、ソニーセミコンダクタ九州の熊本テックを中心に、携帯電話向けやデジタル一眼レフカメラ用のフルサイズCMOS、ハンディカムに搭載した裏面照射型CMOSなどを開発、生産している。


Exmor R CMOSセンサー 裏面照射型CMOSセンサーを搭載した「HDR-XR520V」

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
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【2008年6月11日】ソニー、感度が従来比2倍の裏面照射型CMOSを開発
-ビデオカメラ/デジカメ向け。SN比を8dB向上
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080611/sony1.htm

( 2009年2月9日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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