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オリンパスイメージング株式会社は17日、ポータブルレコーダ「Voice-Trekシリーズ」で、WMA録音対応のDS-61とDS-51をリニアPCM録音に対応させる新ファームウェアを3月下旬より公開すると発表した。 また、「DS-51」に新色のレッドモデル「DS-51-R」を追加し、2月27日より1万台限定で発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後の見込み。3月下旬の新ファームにも対応する。
■ 新ファームアップデート 2008年10月に発売されたWMAポータブルレコーダの「DS-61」「DS-51」(今回発売のDS-51-R含む)において、リニアPCM録音に対応する新ファームを3月下旬に公開する。これにより、DSシリーズ全機種がリニアPCM録音に対応することになる。同社サポートサイトからアップデータを無償でダウンロードできる。 今回のバージョンアップにより、従来のWMA録音に加え、非圧縮のリニアPCM録音に対応。内蔵メモリ2GBのDS-61で3時間、1GBのDS-51で1時間25分の録音が可能になる。マニュアルでの録音レベル設定もできるという。
□ニュースリリース
■ 新モデル「DS-51-R」 「Voice-Trekシリーズ」のDS-51に、“女性を意識した”レッドカラーを採用したモデル「DS-51-R」を新たに追加。カラー以外は従来機種と同じ。 1GBのメモリを内蔵し、WMA録音に対応。録音品質設定は、ステレオXQ/HQ/SP、モノラル/HQ/SP/LPの計6モードを用意。録音時間は約16時間20分~約258時間となっている。3月下旬の新ファームを適用することで、リニアPCM録音にも対応する。また、音楽再生形式はWMAとMP3をサポート。 着脱式マイクが付属し、そのマイク性能を引き出すために最適化された回路を採用。録音時のノイズを低減し、明瞭感のある録音を実現したという。本体からマイクを取り外し、同梱の専用リモコンのマイクジャックに差し込むことによって、リモコンステレオマイクとしても使用することができる。 また、指向特性制御技術「DVM」により、指向性をZOOM(モノラル)/NARROW/WIDE/OFFの4パターンから選択可能。「EUPHONY MOBILE」サラウンドやノイズ除去機能、ブックマーク機能、スピード再生機能なども搭載している。 最大出力250mWのスピーカーを内蔵。ドライバユニットは23mm径。電源は単4電池2本で、アルカリ電池利用時の電池持続時間は、ステレオXQ録音時で約20時間、再生時で約20時間(スピーカー)。マイクを含む外形寸法は、111×37.5×16mm(縦×横×厚さ)、重量は約80g(電池含む)。リモコン、ステレオイヤフォン、ケースなどが付属する。
□ニュースリリース
□オリンパスのホームページ ( 2009年2月17日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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