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市場調査会社である米In-Statは18日(現地時間)、急速に拡大してきた携帯型動画プレーヤー(PMP)やMP3プレーヤー市場の成長率が、2008年の終わりに初めて鈍化し、今後急激に減速していくという予測を発表した。 同社によると、PMP/MP3プレーヤー売上高は、2008年の216億ドルをピークに、2012年まで毎年減少していくという。売上鈍化の原因として、すでに成熟した市場や、経済不況、また競合する携帯電話などの影響があると同社は分析。プレーヤーに無線LANなどの機能を付与するなどの対抗策を講じても、大きな出荷台数の伸びは期待できないとしている。 なお、2012年の出荷台数は2億4,500万台の見込み。この年までに世界中のPMP/MP3プレーヤー出荷台数の21%の機種が無線LANに対応するとみている。
□米In-Statのホームページ(英文) ( 2009年2月18日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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