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'60年代のGS(グループサウンズ)ブームを題材とした異色の映画「GSワンダーランド」がDVD化される。 '66年のビートルズ来日に影響され、花開いたGSブーム。演歌専門のレコード会社・ファインレコーズは、そのブームにあやかろうと画策。GSレーベル担当者となった佐々木(杉本哲太)は、社長(岸部一徳)や専務(大杉連)などの上層部から、3カ月でGSバンドをデビューさせるよう命じられる。佐々木は早速、弱小プロダクションを営む梶井(武田真治)にその無理難題を押しつけ、スカウトに走らせる。 ようやく見出されたのは、ひょんなことで知り合ったマサオ(石田卓也)、シュン(水嶋ヒロ)、ケンタ(浅利陽介)の3人バンド、「ザ・ダイアモンズ」。だが、梶井が用意していたデビュー曲は、3人がいずれも手にしていないオルガンがメインの楽曲だった。迫る期限を前に、梶井は苦肉の策として以前事務所に押し掛けてきた歌手志望の少女・ミク(栗山千明)を男装させ、ミックと称してオルガン要員の新メンバーにしてしまう。かくして彼らは、白タイツの“王子様風”ファッションを纏った「ザ・タイツメン」としてデビューすることになるのだが……。
栗山千明、石田卓也、水嶋ヒロ、浅利陽介の4人が、マッシュルームカットなど、'60年代ファッションに挑戦。大人達に翻弄されながらも、音楽に青春を賭ける若者達を笑いと涙を交えて演じていく。歌う楽曲は、作詞・橋本淳、作曲・筒美京平のGSソング・ゴールデンコンビが担当している。
□DVD発売一覧
【2009年2月20日】 ■ ラインコミュニケーションズ 【2009年4月24日】 ■ ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン 【2009年5月13日】 ■ バンダイビジュアル 【2009年5月20日】 ■ バンダイビジュアル 【2009年5月26日】 ■ バンダイビジュアル
(2009年2月18日)
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