アカデミー受賞作「つみきのいえ」が携帯電話向けに配信
-auとドコモで開始。加藤監督作品の無料配信も
第81回アカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した「つみきのいえ」が、3月5日より携帯電話向けに有料で配信開始された。au携帯電話/PC/STB向けの「LISMO Video Store」や、ドコモ向けの「iズーキーパー」において視聴できる。
つみきのいえ |
(c)ROBOT |
auはLISMO Video Storeで配信し、対応携帯電話や、同社のレンタルSTB「au BOX」などで視聴可能。STB映像配信の「ひかりone TVサービス(MOVIE SPLASH)」や、「MOVIE SPLASH VOD」でも配信される。視聴料金はいずれも525円。
なお、同作品の加藤久仁生監督とKDDIが共同で企画した「R」も、KDDIの上記映像配信サービスにおいて3月9日より配信され、無料で視聴できる。製作は「つみきのいえ」と同じROBOT。
ドコモ向けでは、バンダイネットワークスが提供する「iズーキーパー」で「つみきのいえ」を配信。「10MB iモーション」対応端末で視聴できる。サイトの月額料金315円に加え、コンテンツの料金525円が必要となる。
「つみきのいえ」は、海面がどんどん上昇している世界で、家を上へ上へと建て増ししているおじいさんの、家族との思い出を描いた物語。2008年6月のアヌシー国際アニメーション映画祭2008や、第12回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞など、国内外12の映画祭で19の賞を受賞。アカデミー賞が20冠目となる。
なお、同作品のDVD「pieces of love Vol.1 つみきのいえ」(品番:TDV-18323D/価格:1,995円)は、東宝から2008年10月より発売されている。
(2009年 3月 5日)
[AV Watch編集部 中林暁]