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アンプの測定ができ、PCやタブレットとBluetooth連携できる「周波数レスポンス・アナライザ」

 ビット・トレード・ワンは、オーディオアンプなどの周波数特性を測定できる「Bluetooth 搭載 周波数レスポンス・アナライザ 小冊子付スペシャルバージョン」を8月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,800円前後。シリコンハウス、千石電商、ツクモRobot王国、デジット、マルツエレック、Amazon.co.jp、共立エレショップ、ビット・トレード・ワン直販サイトなどで販売予定。

「Bluetooth 搭載 周波数レスポンス・アナライザ 小冊子付スペシャルバージョン」

 Bluetoothを搭載し、WindowsパソコンやAndroidタブレットと連携可能。実験・研究のツールとして利用でき、帯域1MHzのレスポンス・アナライザとして利用できる。

各部の機能

 なお、この周波数レスポンス・アナライザは、CQ出版の「トランジスタ技術」に掲載されている「1日製作! 私のスペシャル測定器コーナ」との連動企画製品で、雑誌に詳細に解説されているが、今回の製品には、同誌2月号~5月号に掲載された該当記事が小冊子となって添付されたスペシャルバージョンとなっている。

トランジスタ技術2月号~5月号に掲載された該当記事が小冊子となって付属する

 10MHzまで周波数を設定して連続出力する固定出力機能に加え、スイープ機能も装備。10Hzから10MHzの連続的に変化する正弦波を被測定器に加え、その応答(レベル)をグラフに描画し、同時にデシベル値も表示可能。センサー用アンプやオーディオ・アンプの周波数特性を十分測定・評価できるとする。測定アプリはWindows版、Android版を用意。

Windows版の画面イメージ
Android版のイメージ

 雑音に配慮した電源回路を備え、内部のデジタル回路のノイズがアナログ回路に混入しないよう配慮した。測定機器からの入力用、機器向けの出力用としてRCA端子を各1系統備えている。

 なお、電源にはACアダプタを利用するが、付属していない。ユーザーが別途購入する必要がある(DC 6V 内径2.1mm、外径5.5mm センタープラス)。

使用例。スピーカー用のローパスフィルターとスピーカーを、Windows版アプリで測定し、CSVファイルに保存。グラフ作成用Excelファイルに、CSVデータを張り付けたもの。測定条件を変えて、容易にグラフ化できる

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