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シャープ、テレビ販売増などで通期業績予想を上方修正

 シャープは27日、2017年度通期の連結業績予想を上方修正した。5月26日発表の予想に対し、売上高は据え置きの2兆5,100億円ながら、営業利益は30億円増の930億円、純利益も100億円増の690億円を見込む。上方修正の理由は、中小型液晶パネルや液晶テレビの販売増。

 第2四半期(4-9月)までの業績は、売上高が当初予測比で151.6億円増の1兆1,151億円、営業利益が同35.6億円増の405億6,200万となったことから通期予測を上方修正した。なお、通期の営業利益予測は修正したものの売上高については「経済動向等につき不確定な要素がある」として前回予測を据え置いている。