Google「Daydream View」は13日発売で12,000円。自分専用VRシアター&ゲーム

　Googleは、VRヘッドセット「Daydream View」をGoogleストアで12月13日から発売。1日から予約受付を開始した。価格は12,000円(税込)。カラーはチャコール。

Daydream Viewのヘッドセット(左)とコントローラ(右)

　Googleの没入型モバイルVRプラットフォーム「Daydream」に対応したヘッドセットとコントローラで構成。同プラットフォームに対応したスマートフォンを、ケーブルやコネクタ不要で装着し、VRコンテンツを楽しめる。高性能レンズを搭載し、広い視野で鮮明な画像を表示可能としている。グローバルで公開されているDaydream 対応コンテンツ数は250以上。

　対応スマホは、V30+(LG)や、Galaxy S8/S8+(サムスン)、Moto Z(モトローラ)、Axon 7(ZTE)、Galaxy Note8、ZenFone ARなど。なお、NTTドコモでは'18年1月以降にV30+を購入すると全員にDaydream Viewをプレゼントするキャンペーンを実施予定。

　コントローラには9軸IMUセンサーとBluetooth Low Energy(LE)、クリック可能なタッチパッドを備え、ユーザーが指さした場所をコンテンツ内で指し示すなど、動きや身振りを把握。バットのようにスイングしたり、杖のように振ったりできるほか、コントローラで絵が描けるほど正確に動きを捉えるという。ホームボタン/アプリボタン、音量ボタンも搭載。

　アプリ/コンテンツの例として、YouTube VRでは、動画のライブラリ全体をバーチャルな大画面で体験可能。クリエイターが制作した没入型の動画を楽しめる。Googleストリートビュー VRでは、ピラミッドやタージ・マハルなど100カ所以上のツアーを見学でき、検索するだけで行きたい場所へ行ける感覚が味わえる。

　Google Playムービーでは、「自分専用のバーチャルシアターで何万もの映画やテレビ番組を誰にも邪魔されることなく鑑賞できる」としている。Googleフォトでは「360度パノラマ画像をまったく新しい方法で表示する」という。

　ゲームは、GREEの「Fishing Star VR(釣り★スタ VR)」や、音楽シューティングゲーム「REZ Infinite」などが楽しめる。

　「衣服から発想を得て、柔らかく通気性のある生地で作られている」というデザインも特徴。ツートーンのファブリックを採用し、フィット性を高めながら、しっかり光を遮断するという。重量は、ヘッドセットが261g、コントローラが40g。