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ボーズ、Bluetooth内蔵の小型PAスピーカー「S1 Pro」。3chミキサー/バッテリ駆動も

 ボーズは、ライブなどのPA用途や楽器用アンプのほか、Bluetooth内蔵で音楽リスニングにも使えるポータブルPAスピーカー「S1 Pro Multi-Position PA system」を1月24日に発売した。価格は78,000円(1台)。

S1 Pro Multi-Position PA system

 アコースティックギター/キーボードを使用するシンガーソングライターなどのミュージシャンやDJのライブパフォーマンスのほか、自宅での楽器練習、マイク用のPAにも利用可能な「究極のオールインワンシステム」とするモデル。外形寸法は約240×282×332mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.8kgで持ち運んで屋外でも利用可能。AC電源のほか、別売のバッテリ(10,800円)でも動作する。

 入力はXLR/標準コンボ(バランス)×2と、ステレオミニ(アンバランス)×1を搭載。Bluetoothも内蔵し、スマートフォンなどから音楽を受信可能。3chのミキサー(ch1、ch2がコンボ端子、ch3がBluetooth/ステレオミニ)を搭載し、スマホなどの音楽も伴奏などに利用できる。マイクや楽器に合わせた最適なサウンドをすばやく実現するというToneMatchプロセッシング機能を備え、リバーブ機能と音質をスイッチで補正できる。

スマホの音楽を伴奏として、ギター演奏をミックスすることも可能
端子部

 スピーカーユニットは、2.25インチのドライバ×3と、6インチのウーファ×1を搭載。設置はフロアへの縦置き/横置きや、デスクトップ、スタンド装着(35mm)も可能。内蔵するセンサーを使ってポジションの変更を検出、位置に合わせて音質を自動的に補正するため、最適なサウンドで再生可能としている。

ステージなどでの利用例
横置き
スタンドへの設置例

 消費電力は最大150W。オプションのバッテリ利用時は4~6時間動作する。独自の設定と回路を採用し、急速充電と通常充電を使い分けられる。また、耐久性の高いバックパックスタイルのキャリングケースもオプションで用意。ケーブルとアクセサリ専用のポケットを2つ備える。