フォーカル、1080p入出力対応のMac用USB AVCエンコーダ

-iMovieなどからも利用可。直販22,800円


4月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 フォーカルポイントコンピュータ株式会社は、1080p対応のMacintosh用USB MPEG-4 AVC/H.264エンコーダ「turbo.264 HD」を4月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は22,800円。対応OSはMac OS X v10.5.6以降。

「turbo.264 HD」。USBケーブルなどを同梱

 外形寸法30×73×10mm(縦×横×厚み)、重量18gと小型サイズながらMPEG-4 AVC/H.264のハードウェアエンコーダを内蔵。最高1080pの入/出力に対応し、AVCHDビデオカメラから読み込んだ映像データも高速にエンコードできるという。

 エンコードの各種設定を行なう「turbo.264 HDソフトウェア」を同梱。入力可能なビデオファイルは「QuickTimeで再生可能なビデオ」で、出力フォーマットは映像コーデックがMPEG-4 AVC/H264、音声がAAC。

 出力機器ごとに、「Apple TV」、「iPod最高/小」、「iPhone」、「Sony PSP」、「YouTube」、「YouTube HD」、「HD 720p」、「HD 1080p」などの設定を用意。解像度やビットレート、プロファイルのカスタマイズも可能で、最高1,920×1,080ドット/30fps/10MbpsのAVC動画を作成できる。

 また、QuickTime ProやiMovie、Final Cut Proなどのソフトウェアからもturbo.264 HDを使ったエンコードが行なえる。同社のUSBテレビチューナ「EyeTV 250Plus」で録画したテレビ番組の高速AVCエンコードも可能となっている。USBケーブルやソフトウェアCD-ROMが同梱される。


turbo.264 HDソフトウェアiMovieやFinal Cut Proからもturbo.264 HDを呼び出せる

(2009年 4月 9日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]