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NHKラジオのradiko.jp配信、4月12日正午から全国へ拡大
2018年3月22日 15:31
radikoは、関東広域(1都6県)など5つの聴取エリア向けに実施しているNHKラジオの配信を、4月12の正午を目途に、全国へと拡大する。実験配信と位置付けられており、配信終了は、2019年3月末の予定。
radiko.jpのサイマル配信には、民放ラジオ局などが参加していたが、当初NHKは含まれておらず、NHKは独自のIPサイマル配信サービス「らじる★らじる」でネット配信を行なっていた。その後、2017年10月に、「NHK・民放連共同ラジオキャンペーン」の一環として、実験的にNHKラジオを関東広域(1都6県)、福岡県域、宮城県域、広島県域、愛媛県域の5エリアに向けてradikoでの配信を開始。2018年3月30日までの期間限定とアナウンスしていた。
4月12日からは、2018年度の実験配信と位置付け、聴取エリアを全国に拡大。「現在実施中の2017年度実験配信において、配信の継続や聴取エリアの拡大を望まれる多くのユーザーの好意的な意見も反映させた」という。
なお、radikoではエリアフリー聴取(ラジコプレミアム、有料/放送エリア外聴取)、「タイムフリー聴取」(無料)サービスも実施しているが、NHKラジオの配信は、無料で聴取できるライブ(同時配信)のみとなる。
コンテンツはNHK第1(全国を8エリアに分けた8コンテンツ)、NHK第2(全国共通1コンテンツ)、NHK-FM(東京1コンテンツ)。
radikoには現在、民放ラジオ91局と放送大学が参加。月間ユニークユーザー数は約1,000万人、日間ユニークユーザー数は約120万人を超えている。2014年4月に開始したエリアフリー聴取の登録会員数は約47万人(2018年3月現在)、2016年10月に開始した「タイムフリー聴取」の実証実験は、月間ユニークユーザー数が約270万人(2018年3月現在)となっている。
