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スフォルツァート、37万円のネットワークプレーヤー「DSP-Pavo」
2018年5月2日 08:15
スフォルツァートは、DACチップに「ES9038Pro」を搭載した新ネットワークオーディオプレーヤー「DSP-Pavo」を発表した。価格は37万円。別売のUSBインターフェイス基板「オプションU」(3万円)を追加するとUSB DACとしても動作する。
DSD 11.2MHzや384kHz/32bitまでの音源再生に対応したネットワークプレーヤー。DACチップは、ESS「ES9038Pro」をチャンネルごとに1つずつモノラルで使用。内蔵のジッター除去の使用をやめ、入力信号と完全同期で動作させている。また、大規模なI-V変換回路で「広大な音場と緻密で繊細な音像を再現する」という。
上位機種では電源別体だが、DSP-Pavoは本体に電源を内蔵。デジタル、アナログ別々の大容量トロイダルトランスや、超高速超低ノイズSiCショットキーダイオードを用いた余裕のある電源が、力強い音楽再生を可能とする。
筐体内部にクロック発振器を持たず、専用外部クロックが付属。超低近傍位相ノイズの高性能TCXO(温度補償型水晶発振器)を採用し、外部クロック用の電源は本体リアパネルから供給される。
両面実装6層基板を採用。内部配線には、楕円単線のPC-TripleC電線を使用。出力にはバランス(XLR)と、アンバランス(RCA)の2系統を用意する。
デジタルデータ制御部は、ARM11による組み込みマイコンとFPGAによって構成。LANを通じたソフトウェアアップデートに対応する。390×327×82mm(幅×奥行き×高さ)。