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オンキヨー&パイオニア、集音器Nani? で北米・欧州の聞こえサポート市場参入

 オンキヨー&パイオニアは、左右の耳元で集音することで自然な“聞こえ”を実現し、雑音やハウリングも抑制、クリアな音で会話を楽しめるというパイオニアブランドのボイスモニタリングレシーバー(集音器)「PHA-M70」を北米、欧州で販売開始した。北米では「Nani?」の名称で展開する。

パイオニアブランドのボイスモニタリングレシーバー(集音器)「PHA-M70」

 日本では「フェミミ」の愛称で1998年から発売、今年で20周年を迎えるロングセラー商品を、北米・欧州で展開。日本同様先進国の高齢化が進む中で、補聴器の全世界市場規模は2018年に約7,000億円、今後急速に拡大するという。

北米では「Nani?」の名称で展開

 同社は、欧米では、拡大するニーズに対し応える商品が十分に供給されていないと判断。国内で展開している補聴器や、集音器など聞こえサポート商品をベースに、事業の海外進出を図る。長年の商品開発で培った技術の強みを活かし、商品群を拡充させ、「海外市場のニーズに対応し、シニア層の豊かな生活の実現に貢献していく」という。

 パイオニアブランドの集音器は、周囲の会話などの音声を集音しクリアに聞き取りやすくするのが特徴で、国内では「テレビや音楽の音量をあまり上げずに楽しみたい」、「家族や友人との会話をもっと明瞭に聞き取りたい」といったユーザーから好評だという。