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ドラえもんがスマートスピーカーに。「Clova Friends mini」限定モデル
2018年5月31日 16:32
LINEは、スマートスピーカーのドラえもんモデル「Clova Friends mini(ドラえもん)」を6月1日より数量限定で発売する。価格は5,400円(税込)。LINE Clova公式Webサイトや対象の家電量販店で販売する。また、専用カバー付きのセットも用意し、価格は19,872円(税込)。同セットは藤子・F・不二雄ミュージアムや楽天ブックスで販売する。
LINEのAIアシスタントClovaを搭載したスマートスピーカーの新機種で、'17年より販売中のClova Friends(カバーセット8,640円)に比べコンパクト化した「Clova Friends mini」の特別バージョン。なお、Clova Friends miniの「ブラウン」、「サリー」モデルも6月1日発売(5,400円/税込)で、詳細は別記事で掲載している。
サイズは実際のドラえもんの体重の約500分の1(260g)、身長は約12分の1(11cm)。Clova Friendsの基本機能である音楽の再生、天気、占いやニュースの読み上げ、LINEメッセージの送信・読み上げ、LINE無料音声通話の受発信、童話朗読などが利用可能。
さらに、ドラえもんの声も搭載した「ドラえもんトーク(Clova)が利用できるのも特徴。「ねぇClova、ドラえもんにかわって」と話しかけると、「僕ドラえもんです。君と話せて嬉しいよ。」などの応答があり、ドラえもんとのおしゃべりを楽しめる。
会話の中には、51種類のひみつ道具の単語が隠れていたり、原作のドラえもんのセリフが用いられたり、大好物「ドラ焼き」や苦手な「ネズミ」に関するユニークな展開も含まれる。例えば「暑いよ」と話しかけると「エスキモーエキスでも飲む? 暑いと言うたびに気温が3度涼しく感じられるんだ」という反応が返ってくるなど、ドラえもんと会話するような体験ができ、「歌をうたって」、「早口言葉言って」などのリクエストにも応える。今後もソフトウェアのアップデートを検討しており、応えられる内容などが増える予定。
45mmのスピーカーユニットを搭載し、出力は7W。Class Dアンプを内蔵する。メモリは512MB、ストレージメモリは4GB。無線LANはIEEE 802.11 a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)。Bluetooth 4.2も備えている。外形寸法は72×72×109.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は258g。
ユーザーに行なったアンケートで、昨年の「Clova Friends」は幅広い世代に、休憩時や身支度時、起床時など様々なシーンで使用されているという結果が出たことから、新たにドラえもんというキャラクター性を備えることで、さらに家族などで毎日愛用されるスマートスピーカーを目指すという。
同時に発売する専用カバー付きのセットは、LINEとのコラボレーションも実施していた「映画ドラえもん のび太の宝島」がシリーズ過去最高の興行収入を記録したことを記念したもの。同作品のドラえもん衣装を模した「Clova Friends mini(ドラえもん)」用の特注着せかえグッズが付属する。
