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Focal、1本92,407円のアクティブモニタースピーカー「Shape Twin」

 メディア・インテグレーションMI事業部は、Focalのアクティブモニタースピーカー「Shape Twin」を、6月15日に発売する。価格は1本92,407円。

Focalのアクティブモニタースピーカー「Shape Twin」

 Shapeシリーズの旗手となるモニタースピーカー。Shape 40/50/65と同様に、設計・製造は全てフランスで行なわれ、「ニアフィールド・モニターのニーズを満たすために設計され、率直なデザインと比較的小さなルームの音響に最適化された数々のセッティングが施されている」という。

 2.5ウェイのブックシェルフ。ツイータには、独自の“M”シェイプ・インバーテッド・ドーム・ツイータを採用。従来のインバーテッド・ドーム・ツイータと比べ、指向性がさらに緩やかになり、より柔軟なリスニング・ポジションに対応するという。サイズは1インチで、素材はアルミとマグネシウムを使用。独自形状により高い剛性を持たせ、歪を低減。独特なホーン型のハウジングにより、垂直・水平いずれの方向にも等しい指向性を保つとする。

「Shape Twin」

 ウーファには2×5インチのFlaxコーンを採用。優れた内部ダンピング特性と素早い反応、弯曲剛性に優れるというユニットで、振動板は、亜麻繊維コアを2つのグラスファイバー・レイヤーで挟む複合素材を使っている。

 筐体にバスレフポートは搭載しておらず、両サイドにパッシブ・ラジエータを配置。「スピーカーの背後、左右にスペースを確保できない設置でも、高い解像度を保った低域を再現する」という。

 底面にはスピーカーの角度を微調整するスパイクを搭載。隣接するスタンドやデスクへの振動を削減する役割も果たす。

両サイドにパッシブ・ラジエータを配置。底面にはスピーカーの角度を微調整するスパイクを搭載

 内蔵パワーアンプは、中低域用に80W×2、高域用に50WのAB級アンプを搭載。入力端子はXLRバランス、RCAアンバランスを搭載。再生周波数特性は40Hz~35kHz。外形寸法は211×279×478mm(幅×奥行き×高さ)、重量は11kg。

使用イメージ