スピルバーグ監督「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」9月5日にBlu-ray化

　スティーブン・スピルバーグが監督・製作、メリル・ストリープとトム・ハンクスが共演した「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」が、9月5日にBlu-ray+DVDのセットでソフト化される。品番はGNXF-2357、価格は3,990円。発売・販売元はNBCユニバーサル・エンターテイメント。

「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」Blu-ray+DVD
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co. LLC. All Rights Reserved.

　スピルバーグ監督が、トランプ大統領就任45日後に製作を発表。メリル・ストリープ演じるワシントン・ポストの女性経営者キャサリン・グラハムと、トム・ハンクス演じるワシントン・ポスト編集主幹ベン・ブラッドリーの、上司・部下の関係を超えて描かれる熱い絆、それぞれの立場での思惑や葛藤が見所。

　脚本は、「スポットライト 世紀のスクープ」でアカデミー賞脚本賞を受賞したジョシュ・シンガー。音楽はスピルバーグ作品常連、ジョン・ウィリアムズが担当。第90回アカデミー賞で、作品賞/主演女優賞の2部門、ゴールデングローブ賞で作品賞/監督賞/主演男優賞/主演女優賞/脚本賞/作曲賞の主要6部門にノミネートされた。

　BDの映像は16:9 ビスタ・サイズ。音声は英語をDTS-HD MasterAudio 7.1ch、日本語をDTS 5.1chで収録。特典として、「レイアウト:キャサリンとベンとワシントン・ポスト」、「社説:出演者と登場人物」、「文化面:よみがえる当時」、「特ダネ:撮影の舞台裏」、「文芸欄:映画を彩る音楽」を収める。

あらすじ

　1971年、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国内には反戦の気運が高まっていた。国防総省はベトナム戦争について客観的に調査・分析する文書を作成していたが、戦争の長期化により、それは7,000枚に及ぶ膨大な量に膨れあがっていた。

　ある日、その文書が流出。ニューヨーク・タイムズが内容の一部をスクープした。ライバル紙のニューヨーク・タイムズに先を越され、ワシントン・ポストのトップでアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人キャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)と編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は、残りの文書を独自に入手し、全貌を公表しようと奔走する。真実を伝えたいという気持ちが彼らを駆り立てていた。

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　しかし、ニクソン大統領があらゆる手段で記事を差し止めようとするのは明らかだった。政府を敵に回してまで、本当に記事にするのか……報道の自由、信念を懸けた“決断”の時は近づいていた。