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第100回迎える夏の甲子園、SPORTS BULLで地方大会709試合をライブ配信

 朝日新聞社は、朝日放送テレビと共同で、運動通信社が運営する「SPORTS BULL(スポーツブル)」内で展開する「バーチャル高校野球」において、7月4日から開始される地方大会709試合のライブ中継を行なう。スマホアプリなどを使って無料で視聴可能。

SPORTS BULLのバーチャル高校野球で地方大会709試合をライブ中継

 今年で第100回を迎える全国高校野球選手権大会を、7月4日より行なわれる熊本大会の1回戦からライブ配信。昨年から大幅にコンテンツを拡充し、地方大会は12大会を1回戦からライブ中継。全56地方大会の決勝を含め709試合を配信予定(昨年は260試合)。

 さらに、各地のテレビ局で制作された高校野球に関する特集動画約600本を、バーチャル高校野球でも楽しめるようになる。全国大会は、全55試合をライブ中継、試合後にはダイジェスト動画や試合後のインタビュー動画も配信する。

 決勝は全56地方大会でライブ中継を実施。試合後にはダイジェスト動画も配信する。ライブ中継のない試合も、全試合を半イニングごとにリアルタイムで速報。気になる学校を地方大会の初戦から応援できるという。

配信予定の地方大会
※の大会は、球場によって配信しない試合がある

 全国大会のライブ中継はピッチャー目線とバッター目線が選べるマルチアングル機能が利用可能。ライブを見逃してもダイジェスト動画で振り返れる。

 高校野球をこよなく愛する芸人たちが熱く語る動画「高校野球研究部」を拡充。過去の名勝負を振り返る「甲子園が揺れた瞬間」第四弾のほか、朝日放送テレビが7月24日から放送する「速報! 甲子園への道」を、放送の翌朝からバーチャル高校野球でも観られる。放送開始に先立ち、7月22日早朝から番組の特別編を配信する。第100回大会に出場する全代表校の紹介動画なども視聴可能。

 バーチャル高校野球は、高校野球を動画やニュースで楽しめるサービスとして、2015年に朝日新聞社と朝日放送テレビが共同で開始。全国高校野球選手権大会のほか、国民体育大会(国体)の高校野球競技(硬式)や明治神宮野球大会などをライブ中継。昨夏6~8月には累計約4億PV、約3千万UBを達成した。

 SPORTSBULLは、提携する新聞社や専門媒体の記事コンテンツのキュレーション配信を土台とし、競技のハイライト映像やオリジナル番組などの無料動画コンテンツを配信。現在1日約700本のコンテンツを配信。6月時点で大手全国紙、スポーツ紙系Web媒体を中心に、60以上の媒体とメディア提携している。