羽田に巨大Amazonボックス、プライムデー体験。スマホをかざしてセール品購入も

　Amazon.co.jpは、7月16日12時から36時間にわたって大型セール「プライムデー」を開催。これに先がけ、体験イベントを東京・羽田空港の国内線第1/2旅客ターミナルで7月14日～16日に開催する。開催時間は11時～19時。

羽田空港でAmazonプライムデー体験イベントを期間限定開催

　国内線 第2旅客ターミナル2階 出発ロビーには、高さ2m以上の巨大なAmazonボックスを用意。そこにプライムデー限定の商品や、プライム会員先行販売商品、スマートスピーカー「Amazon Echoシリーズ」などの目玉商品を実際に手に取って体験したり、その場で気になった商品の「スマイルコード」をスマートフォンアプリで読み取り、Amazonサイト上から注文できる。来場者には、プライムデーオリジナルバッグをプレゼント(なくなり次第終了)。

　同ビル5階の屋内展望デッキにも、プライムデー体験イベントコーナーを展開。Amazonデバイスの体験・展示コーナーや、ゲームの試遊体験コーナーのほか、福島県と熊本県の特産品を展示する「Nipponストア」コーナー、フォトスポットなどを用意する。

羽田空港国内線 第2旅客ターミナル2階に巨大なAmazonボックスが登場

第2旅客ターミナル5階の屋内展望デッキにもプライムデー体験イベントを展開

　国内線 第1旅客ターミナルの2階出発ロビーにも、Amazonボックスを用意。こちらでは、プライム会員限定の特別ステージイベント(7月15日限定)や、ゲームの試遊体験コーナー(7月14/16日限定)を開催予定となっている。

羽田でスマイルコードを体験。PS VRやNEOGEO miniの試遊も

　プライムデーは7月16日12時～17日23時59分まで実施。数百のメーカー・ブランドによる、プライムデー限定の商品やプライム会員先行販売商品などが用意される。

　羽田のプライムデー体験イベントでは、第2旅客ターミナル中央のエスカレーターやエレベーターがある吹き抜けの一角にAmazonボックスを用意。多くの旅客が行き交う場所で、プライムデーで購入できる様々な製品をアピールしていた。

Amazonボックス内の展示

スマートスピーカーのEchoシリーズやFireタブレットなどAmazonデバイスも置かれていた

おもちゃなどキッズ商品だけを集めたコーナーも

　これらの商品に付いているスマイルコードをAmazonショッピングアプリでスキャンすると、商品詳細ページにアクセスできる。展示商品は日本語・英語・中国語での商品名表示にも対応する。

Fire TVシリーズのスマイルコードをアプリで読み取り、購入ページをチェック

スマイルコードの読み取り方

　さらに、アプリの新機能「360度ビュー」も試せる。たとえば家具では斜めフリの一枚の写真だけでは背面や側面がどうなっているが分からないが、360度ビューではアプリ画面に表示された商品を指でなぞるだけですべて見られる。当初は家具を中心に展開していくという。

Amazonアプリの新機能「360度ビュー」

　「Amazonプライムご案内カウンター」も用意。選任のスタッフが常駐しており、「Amazon.co.jpは使うけれど、まだプライム会員ではない」という人に向けて、様々なAmazonプライムの特典・サービスを紹介。プライム会員の登録方法も説明する。

Amazonプライムご案内カウンター

プライム会員が使えるサービスを紹介する、アマゾンジャパンの紣川謙 バイスプレジデント プライム統括事業本部長

　5階の展望デッキでは、Amazonデバイスをよりじっくり試せる。Prime Videoのコンテンツ紹介映像をFireタブレットで観られるほか、旅にお薦めのKindle本をKindle電子書籍リーダーで試し読みできる。

5階の展望デッキをまるごと使った体験イベント

Kindleを試せるコーナー

　プライムデーに登場予定、かつ発売前の注目のゲームを体験できるコーナーも用意。PlayStation 4、PlayStation VR(PS VR)に加え、NEOGEO miniの試遊コーナーも設けている。

PlayStation 4とPS VRゲームの試遊コーナー

NEOGEO miniを遊べるコーナーも

　試遊はできないが、Nintendo Switch用の「ポケットモンスター」シリーズ最新作となる「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ」、「ポケットモンスター Let's Go! イーブイ」(11月16日発売予定)の展示も行なわれる。

イーブイがNintendo Switch向け「ポケットモンスター」最新作をアピール

　Amazonフレッシュのコーナーでは、取扱商品の展示のほか、Amazonフレッシュで販売するバナナを使ったカフェメニューを提供。バナナのサンプリングも実施。150種類以上のブランドを展開するAmazon Dash Buttonの展示も行なっている。

Amazonフレッシュのコーナーではバナナを使ったカフェメニューや、バナナのサンプリングも実施する

Amazon Dash Buttonの展示

　国内各地のご当地グルメなどを紹介する「Nipponストア」のブースも設け、福島県と熊本県の多様な特産品を展示していた。いずれもその場で購入は出来ないが、Amazonのサイト内に用意された「Nipponストア」から購入可能。

Amazon内に設けられた「Nipponストア」のブース

記者会見では、熊本のマスコットキャラクター くまモン(右端)と、福島のキビタン(左端)が登場。くまモンの隣は熊本県商工観光労働部の原山明博 観光経済交流局長。中央右は福島県の鈴木正晃副知事

　なお、大阪・阪急梅田駅BIGMAN前広場でも、同様のプライムデー体験イベントを7月15日～16日に開催。大阪にも高さ2m以上の巨大なAmazonボックスが登場し、商品展示やスマイルコード体験ができる。

　アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は、「プライム会員サービスは今年、世界で1億以上のユーザーに使われている。日本でも年々会員が増えており、昨年のプライムデーからの12カ月で、プライム登録した人数は過去最高になった」とコメント。そして、羽田・梅田の両会場に「西日本を中心とする豪雨災害や大阪府北部地震に対する義援金活動の一環として、Amazon Payで募金できるブースを設置する」と話した。

アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長

　Prime Videoで配信しているオリジナル番組「バチェラー･ジャパン」シーズン2の最終カップル、小柳津林太郎さんと倉田茉美さんも登場。

　カップルとして公の場に登場するのは今日が初めてで、小柳津さんは「最終話が終わるまでは外であまり会えなかった。自宅で料理を作ってもらっていたりした。やっとリラックスして会える」と話し、結婚に向けた準備について質問された倉田さんは「(京都在住で遠距離だけど)東京にも来るので。本当にここからかなと思っているので、まずは楽しくお付き合いしたい」とした。

　また、「バチェラー･ジャパン」のシーズン3が制作決定したことも明らかにされた。詳細は別記事で紹介している。

「バチェラー･ジャパン」シーズン2の最終カップル、倉田茉美さん(左)と小柳津林太郎さん(右)