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米ディズニーによる、21世紀FOXの映画/TV事業買収を株主が承認

 米ディズニー(The Walt Disney Company)による、21世紀フォックス(FOX)の映画事業、テレビ事業の買収について、米国時間の27日、両社の株主総会で全ての提案が承認された。

左から米ディズニーのRobert A. Iger CEO、21世紀フォックスのRupert Murdoch会長

 買収の対象は21世紀フォックスの映画事業、テレビ事業の大半で、「アバター」や「Xメン」、「ファンタスティック・フォー」、「デッドプール」などもディズニーのコンテンツとなる見込み。なお、21世紀フォックスは放送事業を分離し、今後はニュースなどに注力していく。

 21世紀フォックスのRupert Murdoch会長は、「拡大されたディズニーと、新しい“FOX”が、エンターテインメントやメディア業界で卓越したものになることを期待している」とコメント。米ディズニーのRobert A. Iger CEOは、「Rupert Murdochと21世紀FOXのメンバーが、素晴らしいビジネスの未来を我々に託してくれたことに感謝する。FOXの才能をディズニーは歓迎し、より魅力的なコンテンツとエンターテインメントオプションを世界の皆さんに提供していく」とコメントしている。